【FF】Nintendo Switchで遊べる『ファイナルファンタジー』シリーズ、スイッチ版の特徴や他機種版との違い・変更点


Nintendo Switch で遊べる ファイナルファンタジー シリーズ

 

PlayStation プラットフォームの印象が強いスクウェア・エニックスの人気 RPG 『ファイナルファンタジー』シリーズですが、Nintendo Switch 向けにも本編から派生作品まで数多くのタイトルが発売されており、いつでもどこでもプレイすることができます。

FFシリーズのスイッチ展開は、「Nintendo Direct 2018.9.14」にて発表されました。『ファイナルファンタジーVII』など、中には任天堂プラットフォームでは初めて発売されるタイトルも含まれています。

この記事では Nintendo Switch で発売される、遊ぶことのできるFFシリーズタイトルについて紹介しています。

Nintendo Switch版『ファイナルファンタジー』シリーズ各タイトルの発売日や特徴について

Nintendo Switchでスクエニの人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズ展開が決定。

発売されるタイトルには、PlayStationへの衝撃的な移籍となった『ファイナルファンタジーVII』や、原点回帰を掲げた『ファイナルファンタジーIX』、PlayStation 2用ソフトとして発売された『ファイナルファンタジーX/X-2』のHDリマスター、『ファイナルファンタジーXII』のインターナショナル版をベースにHDリマスターを施した『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』といった、任天堂プラットフォームでは未発売だったタイトルも多く含まれています。

ファイナルファンタジーVII

タイトル:FINAL FANTASY VII (ファイナルファンタジーVII)
発売日:2019年3月26日
ダウンロードに必要な容量:3.7GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

特徴

  • インターナショナル版がベース
  • 3倍速モード
  • バトルエンカウントのオン/オフ
  • バトル強化機能モード

『ファイナルファンタジーVII』は、PlayStation用ソフトとして1997年に発売されたRPG。フィールドやバトルシーンが3Dになったり、CGによるムービーが随所に挿入されるなど、次世代のFFを感じさせる作品でした。任天堂プラットフォームからPSプラットフォームへの衝撃的な移籍もありましたね。

とはいえ、壮大な物語や多数の魅力的なキャラクター、2Dから3D時代へ移り変わっていく当時、最先端の技術を駆使した映像は多くのファンを魅了。FFシリーズの中でも、特に人気の高い作品の1つです。

主人公のクラウドは、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』や『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも参戦。

ファイナルファンタジーVIII リマスタード

タイトル:FINAL FANTASY VIII Remastered (ファイナルファンタジーVIII リマスタード)
発売日:2019年9月3日
ダウンロードに必要な容量:3.0GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

特徴

  • PC 版をベースにリマスター
  • キャラクターモデルを一新(テクスチャに加えキャラクターモデルそのものを一新)
  • 「バトル強化」(HP、ATBが常に最大値)、「3倍速」(ゲーム速度を高速化)、「エンカウントなし」(バトルエンカウントのオン/オフ)機能の追加

1999年に PlayStation で発売された『ファイナルファンタジー』シリーズ第8弾。その後 2000 年に、便利な機能などを追加した PC 版が発売されており、今作は PC 版をベースにリマスターした作品となっています。

リマスター版ではキャラクターモデルが一新。キャラクターモデルそのものが一新されているほか、テクスチャもより細かく描かれるようになっています。リメイクとまではいかないものの、より鮮明になったグラフィックで『FF8』を楽しめるようになりました。

また快適な冒険をアシストするための「バトル強化」や「3倍速」、「エンカウントなし」といった新機能が搭載。キャラクター育成やストーリーを手軽に楽しめお役立ち機能となっています。

ファイナルファンタジーIX

タイトル:FINAL FANTASY IX (ファイナルファンタジーIX)
発売日:2019年2月14日
ダウンロードに必要な容量:4.9GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

特徴

  • キャラクターやプリレンダムービーのアップコンバート(高解像度化)
  • 高速モード
  • コンフィグで戦闘前演出のスキップ
  • 敵出現無しモード
  • ゲージMAXなどのブースター機能

『ファイナルファンタジーIX』は、原点回帰をテーマとし、PlayStation用ソフトとして開発された作品。ロゴには初期『FF』シリーズにおいて重要な役割を担っていたクリスタルが描かれているのも特徴。Nintendo Switchで、ジタンやビビの物語を、いつでも、どこでも楽しめます。

ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター

タイトル:FINAL FANTASY X | X-2 HD Remaster(ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター)
発売日:2019年4月11日
ダウンロードに必要な容量:26.9GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

特徴

  • グラフィックは完全フルHD対応。キャラクターやモンスター、背景まで含めて画質が大幅に向上。
  • 完全にリマスター・アレンジされたBGM
  • インターナショナル版での追加要素も完全再現
  • 一部タッチ操作に対応(クイック回復、召喚獣の演出)
  • チュートリアルのスキップ
  • セーブ・ロード時間が短縮

『ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター』は、PlayStation 2用ソフトとして発売された『ファイナルファンタジーX』と、その続編『ファイナルファンタジーX-2』にHDリマスター版を1つにバンドルした作品。インターナショナル版をベースに、いくつかの新要素や、BGMアレンジ等が施されています。

ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ

タイトル:FINAL FANTASY XII: The Zodiac Age(ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ)
発売日:2019年4月25日(木)
ダウンロードに必要な容量:12.6GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

特徴

  • 高解像度化にとどまらず、質感や陰影の表現も強化。現世代のライティング技術を導入してリマスターされたグラフィック
  • 全BGMを生演奏で再レコーディング、音声の高音質化や5.1chサラウンド対応
  • 3種類のBGMモード(Original、Reorchestrated、OST)を搭載
  • 12種類のジョブの中から、2種類のジョブを組み合わせてキャラクターを自由に育成する「ゾディアックジョブシステム」
  • ローディング時間の大幅短縮、バトルのテンポ向上、ハイスピードモードの搭載(2倍速/4倍速)、ロケマップの透化表示機能、オートセーブ機能など
  • モブハント、バトル、ミニゲームなどを含む終わりなき冒険。

Switch版での追加要素

  • ライセンス(ジョブ)のリセット機能を追加:プレイ状況に応じて、自由にジョブチェンジが可能に
  • ガンビットのセットを拡張:ガンビットのスロットが、12個×1セットから12個×3セットに拡張
  • 「強くてニューゲーム」がさらに遊びやすく強化(登場するキャラクターのレベルが全て90の状態からスタート可、前回プレイで入手した所持品の引き継ぎ)

『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』は、『ファイナルファンタジーXII』の海外版にさらに新要素を加えた『ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム』をベースに、より快適にゲームを遊べるようさらなる改善と、現行機種向けに高画質化を施したHDリマスタータイトル。

ビジュアルやサウンドの強化だけでなく、ゲームデザインにも踏み込んでさらに手を加えた『FF12』の進化系となっています。

バトルのキャラクターAIをプレイヤーで組める「ガンビット」システムと、寄り道や手強い隠しボスとの戦いも楽しめるイヴァリースの世界を、Switchで思う存分楽しむことができます。

ファイナルファンタジーXV ポケットエディション HD

タイトル:FINAL FANTASY XV POCKET EDITION HD(ファイナルファンタジーXV ポケットエディション HD)
発売日:2018年9月14日
ダウンロードに必要な容量:5.3GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

『FINAL FANTASY XV POCKET EDITION HD』は、かわいらしくデフォルメされたキャラクターと世界で『ファイナルファンタジーXV』本編のストーリーを楽しめるRPG。

ワールド オブ ファイナルファンタジー マキシマ

タイトル:WORLD OF FINAL FANTASY MAXIMA (ワールド オブ ファイナルファンタジー マキシマ)
発売日:2018年11月6日
ダウンロードに必要な容量:10.7GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

『ワールド オブ ファイナルファンタジー マキシマ』は、ミニチュアジオラマのような世界観で描かれる、歴代FFシリーズのモンスターを仲間にして戦うRPG『ワールド オブ ファイナルファンタジー』のパワーアップ版。モンスターだけでなく、これまでにリリースされたFFシリーズで登場した街やフィールド、キャラクターも登場。『マキシマ』では歴代FFの英雄になって戦ったり、専用アビリティを発動することが可能。また個性的なミラージュ(モンスター)も続々と登場します。

チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!

https://youtu.be/QUEsuT5xAuI

タイトル:チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!
発売日:2019年3月20日
ダウンロードに必要な容量:1.4GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』は、2007年発売のWii用ソフト『チョコボの不思議なダンジョン時忘れの迷宮』をベースに、システムを一新したリメイク版にして最新作。入るたびに形が変わる“不思議なダンジョン”で、トレジャーハンターのチョコボとシドが大冒険を繰り広げます。「機工士」や「アルファ」といった新しいジョブや2人プレイで協力して冒険を進められる「バディシステム」、そして新たなダンジョン「次元の狭間」ではオメガが待ち構えています。

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター

タイトル:FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES Remastered Edition (ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター)
発売日:2020年8月27日
ダウンロードに必要な容量:3.2GB
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
セーブデータお預かり:対応

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』は、2003年にゲームキューブで発売された、マルチプレイを特色とする『ファイナルファンタジー』メインシリーズからの派生作品。ゲームキューブとゲームボーイアドバンスを連動させ、最大4人同時プレイが可能なアクションRPGです。

プレイヤーは世界を蝕む瘴気から村を守るべく、クリスタル・キャラバンの一員となって「ミルラのしずく」を集める冒険の旅を進めていきます。コミュニケーションを取り合いながら手強いボスと共闘するバトルが特徴です。

リマスター版ではオンラインマルチプレイに対応するほか、キャラクターボイスの実装やダンジョンの新エリア追加などが施されています。


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