2016年夏のローンチから3年以上が経った『Pokémon GO (ポケモンGO)』の累計売上が、現在までに30億ドルを突破しました。調査会社Sensor Towerが推定値として報告しています。
2016年夏の配信開始から4年目に入っている『ポケモンGO』。売上が最も膨らんだのは1年目の2016年で8億3,200万ドルでした。その後、2017年には5億8,900万ドルに減少。しかし2018年には8億ドル台を回復して8億1,600万ドル、2019年はこれまでに7億7,430万ドルを販売しており、このままいけば2016年を上回る見通しです。
2017年は第2世代ポケモンの登場やジムシステムの大幅改修、レイドバトル、伝説ポケモンの実装、後半には第3世代ポケモンが登場し始めました。
2018年に入ると月1コミュニティ・デイの開催や、タスクをこなして報酬を受け取れるリサーチ、待望のフレンド・交換機能、PvP(対戦)、第4世代ポケモンの登場、いつでも冒険モードなどが追加。便利機能や遊びの要素が充実したことでアクティブユーザー数が再び増え始めます。
2019年はGOスナップショット、チーム変更メダリオン、GOロケット団などが導入。また第5世代ポケモンも登場しています。Sensor Towerによると、GOロケット団の導入などが大きく貢献しているとのこと。
Sensor Towerの推定値では2019年8月単月の売上は1億1,100万ドルでしたが、9月には1億2,600万ドルに増加しています。10月はこれまでに6,780万ドルとのこと。
「Pokémon GO Fest」など、リアルイベントも大きな盛り上がりを見せる『ポケモンGO』。都市部だけでなく地方のトレーナーもより楽しめるよう調整や改善が続けられるといいます。
また世界中のトレーナーとオンラインバトルを楽しめる「GOバトルリーグ」が2020年初頭に実装予定であるなど、「外へ冒険にでかけて、歩く」という基本要素を残しつつ、遊びの部分でもまだまだ進化していきます。