Sensor Tower が 2020 年 1 月 1 日から 12 月 14 日までの期間におけるモバイルゲーム世界売上上位を発表。ポケモン × Niantic の位置情報ゲーム『Pokémon GO』(ポケモンGO)は 12 億ドルの収益をあげ 3 位に入りました。1 位は『PUBG Mobile』の 26 億ドルでした。
『ポケモンGO』は 2016 年夏にサービスを開始。徐々にゲットできるポケモンの種類を増やしたり、フレンドと一緒に遊べる機能や、レイドバトルを追加するなどコンテンツの内容も拡充されてきました。2020 年は新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に厳しい外出制限措置がとられ、移動がゲームに大きく関わってくる『ポケモンGO』も苦境に。しかしそんななか、Niantic は在宅でもゲームを遊び続けられるよう一部の仕様を変更するなど対応。結果、売上を落とすどころか2019年と比較して31.5%増加し、過去最高売上を記録しています。
5タイトルが年間10億ドル以上を叩き出した2020年のトップ6は次の通りです。
『PUBG』『ポケモンGO』以外のタイトルを見ていくと、2位はテンセントのMOBA『Honor of Kings』(王者栄耀、Arena of Valor)、4位はイスラエルのMoon Activeが手掛ける『Coin Master』でした。5位は来年 IPO が予定されているロブロックス社の MMO 兼ゲーム作成プラットフォーム『Roblox』。
6位はミクシィのモンストこと『モンスターストライク』が入りました。ミクシィの業績を支えるモンスト、さすがに一時期ほどの勢いではないにせよ、今年は 2019 年と比較して 2.8% の売上増を記録しました。
- 26億ドル – PUBG Moblie
- 25億ドル – Honor of Kings
- 12億ドル – Pokémon GO
- 11億ドル – Coin Master
- 11億ドル – Roblox
- 0.9億ドル – Monster Strike
新型コロナのパンデミックにより、在宅時間が増え、モバイルゲームを楽しむ人が増加。Sensor Tower によれば2020年はこれまでのところ、モバイルゲーム市場は世界754億ドル規模となっており、これは2019年から19.5%の増加です。