ポケモンGO:静かに第2次ブーム、2018年5月はプレイヤー数が過去最多、収益は前年比で174%増


 

ポケモン×NianticのAR位置情報ゲーム『ポケモンGO』。新たなポケモンの解禁や新機能の実装、そしてイベントを継続的に実施するなど様々な施策を行った結果、2018年5月のアクティブプレイヤー数は、2016年のアプリ配信開始以降で過去最高となったようです。Venture Beatによると、『ポケモンGO』の2018年5月の収益は推定1億400万ドル(約115億円)。2017年5月と比較して174%の増加となりました(調査会社SuperDataの推計値)。

ポケモンGOが再ブーム、プレイヤー数過去最多、売上174%増

2016年夏に世界的に大ヒットを記録した後、その後の推移を見るとアクティブ数が落ち着いていた『ポケモンGO』。まだ遊んでいるの?なんて声も聞きますけれど。

しかし継続的なアップデートによりゲームとして進化しているほか、定期的なイベントの開催により、固定客をつかんでいるようです。目玉コンテンツであるポケモンを追加していくばかりではなく、伝説のポケモンを始めとするボスポケモンと戦える「レイドバトル」や様々な目標達成を目指す「リサーチ」、さらにはフレンド機能やポケモン交換機能も最近になって実装されました。

最初の頃は遊んでいたけれど、最近は離れてしまったというユーザーももちろん少なくないでしょうけれど、日常的に『ポケモンGO』を遊んでいる人も非常に多く存在。2018年5月の月間収益は2017年5月と比べて174%アップと大幅増、1億400万ドルだったと推定されています。またSuperDataのレポートに一時掲載された情報によれば、2018年5月の月間アクティブユーザー数(MAU)は1億4700万人で、大ブームとなっていたローンチ直後を上回るプレイヤー人口となっています。

北半球はこれから夏を迎えます。実際に外を歩いて遊ぶ『ポケモンGO』というゲームの性質上、トレーナーたちの活動は一層活発になると見られています。

収益の規模はモバイルとして世界4位

SuperDataのデータよれば、『ポケモンGO』の5月の収益はモバイルタイトルとして世界第4位。

『Honour of Kings』(『Arena of Valor』として Nintendo Switch で発売予定のMOBA)やレースゲーム『QQ Speed』、オンラインRPG『Fantasy Westward Journey』に続く人気タイトルでした。上位3タイトルはいずれも中国産タイトルで、『ポケモンGO』は中国産ゲーム以外ではトップの人気を見せています。


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