楽天会員情報を利用して、スマホアプリでクレジットカード支払いが簡単に行える「楽天ペイ」。対応店舗も徐々に増え、使える環境が広がっています。コンビニの多くも楽天ペイ支払いに対応。おにぎりやドリンクの支払いもスマホひとつで完了するので便利です。
以前はサークルKサンクスで、楽天ポイントカードを利用することができました。しかしサークルKサンクスがファミリーマートへ統合されるのにともなって、いったんサークルKサンクスと楽天との提携関係は終了しました。
これにより楽天ポイントに対応するコンビニが激減してしまったわけですが、楽天ペイの登場により、再び利用できる店舗が増えています。楽天ポイントカードと提携するコンビニもあります。
Contents
楽天ペイ・楽天ポイントカードに対応するコンビニエンスストア
楽天ペイまたは楽天ポイントカードに対応するコンビニエンスストアは次の通りです。最大手のセブン−イレブンでは残念ながら使用することはできませんが、著名なコンビニの多くで楽天ペイ/楽天ポイントカードを利用することができます。
楽天ペイ | 楽天ポイントカード | |
---|---|---|
セブンイレブン | – | – |
ファミリーマート | ○ | – |
ローソン | ○ | – |
ミニストップ | ○ | – |
デイリーヤマザキ | – | ○ |
セイコーマート | ○ | – |
ポプラ | ○ | ○ |
楽天ペイ決済で楽天ポイントが貯まる
楽天ペイで支払いをすると、200円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが獲得できます。さらに支払い元クレジットカードを楽天カードに設定しておけば、楽天カードの分のポイントが100円につき1ポイント貯まります。
つまり合計で1.5%分の楽天スーパーポイントを獲得でき、楽天カードで直接支払うよりも、楽天ペイで決済するほうがお得になります。
コンビニで楽天ペイ支払いをする方法
コンビニで楽天ペイ(アプリ決済)支払いを行う手順は次の通りです。
- 【事前に済ませておくこと】「楽天ペイ」アプリをダウンロードし、楽天IDでログイン後、支払い元となるクレジットカードを選択します(すべての楽天カードおよびVISA、MasterCardを設定することができます)。
- 会計時、店員に「楽天ペイ」支払いをする旨を伝えます。
- 「楽天ペイ」アプリをを起動して「コード表示」>「タップしてコードを表示」を選択します。
- 表示されるバーコードを読み取ってもらうことで支払いが完了します。
キャッシュレス決済でスムーズに会計が行えるはずですが、現状は使う方も店員さんもこのオペレーションに慣れていないためか、イチからやると逆に手間取ることも。並んでいる間に予めアプリを起動させておいたり、ポイント利用設定を済ませておくとよいですね。
ローソンで楽天ペイを使う
以前から楽天とは、楽天Edyの利用やコンビニ受取など様々なサービスで提携しているローソン。「楽天ペイ」も使うことができます。
ローソンは共通ポイントサービスとして「dポイントカード」や「Pontaカード」を利用できます。ポイントカードは「楽天ペイ」と併用することができ、ポイントの二重取りが可能です。
注意点
- 1回あたりの支払い金額の上限は「4,000円」までとなります。
- ポイントを使って支払いをする場合でも「4,000円」が上限となります。
- 1日あたりの支払い金額の上限も「4,000円」となります。
※他の電子マネー・クレジットカードとの併用はできません。
ファミリーマートで楽天ペイを使う
ファミリーマートがQRコード決済/バーコード決済サービスを導入したことで、「楽天ペイ」での支払いにも対応しました。
ファミマといえばTポイント。楽天ペイ決済のときにも、支払い前にTポイントが貯まるカード(ファミマTカードもしくはTカード)を提示することで、Tポイントも貯めることができます。
注意点
- 1回あたりの支払い金額の上限は「4,000円」までとなります。
- ポイントを使って支払いをする場合でも「4,000円」が上限となります。
- 1日あたりの支払い金額の上限も「4,000円」となります。
※他の電子マネー・クレジットカードとの併用はできません。
ミニストップで楽天ペイを使う
イオングループのMINISTOP(ミニストップ)でも、楽天ペイ支払いをすることができます。支払いの際に、利用するバーコード決済サービスをレジで選び、店員にバーコードを提示し読み取ってもらうことで支払いが完了します。
ミニストップはイオングループということもあり、WAONポイントを貯めることができます。楽天ペイの支払い時にも、WAON POINTカードを支払い前に提示することでポイントを二重取りすることができます。
注意点
- 1回あたりの支払い金額の上限は「4,000円」までとなります。
- ポイントを使って支払いをする場合でも「4,000円」が上限となります。
- 1日あたりの支払い金額の上限も「4,000円」となります。
※他の電子マネー・クレジットカードとの併用はできません。
ポプラで楽天ペイを使う
ポプラをはじめとするポプラグループ(ポプラ、生活彩家、くらしハウス、スリーエイト)も、楽天ペイに対応しているコンビニです。
ポプラグループは楽天ポイントカードにも対応しているので、楽天ペイと楽天ポイントカードを組み合わせ最大2.5%のポイントを獲得することができます。
注意点
- 1回あたりの支払い金額の上限は「4,000円」までとなります。
- ポイントを使って支払いをする場合でも「4,000円」が上限となります。
- 1日あたりの支払い金額の上限も「4,000円」となります。
※他の電子マネー・クレジットカードとの併用はできません。
楽天ペイを利用できない商品・サービス
便利な楽天ペイですが、コンビニのコード決済上限が4,000円と低めに設定されていたり、支払いに利用できない商品やサービスもあります。また当然のことながら、登録したクレジットカードが限度額に達していたりする場合も使えません。
支払いに利用できない商品・サービス
支払いができない商品・サービスは店舗によって異なりますが、たとえば次のような商品・サービスの購入で、楽天ペイ決済を利用することはできません。このあたりは電子マネーと似たような性格ですね。
- 公共料金など
- マルチメディア端末取扱い商品・サービス (チケット除く)
- 宅急便・宅急便コンパクト送料
- 切手・はがき・印紙類
- ゴミ処理券などの金券類、プリペイドカード類(POSAカード、QUOカード、テレホンカード等)
- 一部の自治体指定のごみ袋
- 電子マネーの残高チャージ
- コピー、FAX
おわりに
というわけで、楽天ペイを使えるコンビニエンスストアについての話題でした。セブン−イレブンへはまだ導入されていませんが、業界2位のファミマや3位のローソンを抑えていますし、ミニストップやポプラグループにも対応。
楽天ポイントカードがデイリーヤマザキやセイコーマート(予定)に対応しており、楽天ペイ/楽天ポイントカードを利用できる店舗が非常に多くなっています。コンビニは定価売りが基本なので、利用するときは支払い方法を工夫してポイントを効率よく獲得していきたいところです。
楽天Edy支払
楽天が楽天ペイに力を入れていることもあって最近影が薄いEdyですが、大手コンビニはほぼ楽天Edy支払に対応しています。
楽天Edy使用で貯まるポイントを楽天スーパーポイントに設定していれば、どのコンビニでも楽天ポイント(税込200円につき1ポイント)を貯めることができます。