【比較】『天穂のサクナヒメ』Nintendo Switch版の特徴やPS4版との違い


天穂のサクナヒメ Sakuna: Of Rice and Ruin

 

えーでるわいすが開発、マーベラス発売(海外: XSEED GAMES / Marvelous USA / Marvelous Europe)の和風アクションRPG『天穂(てんすい)のサクナヒメ』。当初は PlayStation 4 ソフトとして発表され、のちに Nintendo Switch や PC (Steam)も対応プラットフォームに加わりました。

なんでもスイッチ版は、えーでるわいすが元々興味を持っていたところに、任天堂側から声をかけられ、対応が決まったのだとか。最近の任天堂は積極的にインディーデベロッパーと協力体制を築こうと、自ら営業によく動いている印象です。

ゆるく日本の戦国時代を背景に、作り込まれた稲作シミュレーションと気持ちの良い爽快感あるアクションを楽しめる1本。主人公は武神と豊穣神の娘であるサクナ。家の財産を食いつぶすぐうたら生活を送っていますが、ある日、トラブルを起こした罰として、鬼が支配するヒノエ島の調査を命じられることとます。探索と稲作を繰り返し、ヒノエ島で鬼退治。

リードプラットフォームが PS4 だったところからの Nintendo Switch 対応ということで、日本の原風景が広がるゴージャスな世界を、スイッチ上で快適に動かすことができるのかパフォーマンスが気になるところ。

結論からいえば Nintendo Switch 版は、PS4 と比べるとやはりグラフィックや視覚効果、画質、全体的なパフォーマンスに差があるものの、2D横スクロールの戦闘パートでは最大60fpsの滑らかなアニメーションを見ることができます(3Dエリアでは30fps)。

Nintendo Switch 版と PS4 版との間でゲーム内容に違いはなく、どちらのハードを選んでも『天穂のサクナヒメ』に収録されるコンテンツを楽しめます。どちらのハードのバージョンを選ぶかは、普段のプレイスタイルによって変わってきそうです。

PS4版を選ぶメリットとしては、テレビの大画面で遊ぶ際に美しいビジュアル、全編滑らかなフレームレートで遊べるところ。一方 Nintendo Switch 版はPS4版と比べグラフィック、視覚効果等では少々落ちるものの、テレビに縛られることなく、好きな場所で遊ぶことができます。

テレビの大画面で、最もゴージャスなビジュアルでゲームを体験したければ、PlayStation 4 Pro、プレイの手軽さを考えたときには、据置と携帯両方の特徴を備えた Nintendo Switch 版がよい選択肢なりそうです。

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