Take-Two Interactive Software は 2020 年 11 月 10 日、数多くのレースゲームを手がけるイギリスのパブリッシャー/デベロッパー Codemasters を傘下に持つ持株会社 Codemasters Group Holdings の買収で合意したと発表しました。買収は 2021 年第 1 四半期に完了予定。
買収後も Codemasters の CEO である Frank Sagnier 氏や CFO の Rashid Varachia 氏は Codemasters に留まり、Take-Two の組織と 2K レーベルの中で Codemasters のビジネスを引き続き主導していくとのこと。
Take-Two の会長兼 CEO を務める Strauss Zelnick 氏は Codemasters について「業界で長く愛され、商業的にも成功を収めたレーシングフランチャイズを生み出してきた歴史を持っています」と評価した上で「彼らの製品が、我々のスポーツポートフォリオを補完し、組織の長期的な成長をさらに促進するものになると確信しています。Codemasters のシニア・マネジメントや開発チームを Take-Two ファミリーに迎え、最高品質のエンターテインメント・エクスペリエンスを提供し、業界で最も革新的で創造的、そして優れた企業になることを目指す我々のビジョンを共有することを楽しみにしています」と述べています。
Codemasters は『F1』『Dirt』『GRID』シリーズなど高品質なレーシングタイトルを定期的にリリースしており、Take-Two は自社 IP ポートフォリオを多様化し、収益力を強化したい考え。
Codemasters 側にも Take-Two の持つグローバルな流通やマーケティングインフラ、ライブ運用、分析、製品開発、ブランドおよびパフォーマンスマーケティングを活用できるメリットがあると期待されています。