『天穂のサクナヒメ』のヒットは発売元マーベラスの株価を動かす、一時ストップ高


天穂のサクナヒメ Sakuna: Of Rice and Ruin

 

ガチな稲作が話題となっている新作ゲーム『天穂のサクナヒメ』。インディーデベロッパーのえーでるわいすが開発した和風アクション RPG です。

Nintendo Switch / PlayStation 4 / PC(Steam)に対応し、2020 年 11 月 12 日にリリースされた本作は、話題性だけでなく内容も高く評価。好調なセールスを期待できるのではと週明け、発売元であるマーベラスの株価を大きく押し上げました。

「農水省のQ&Aが攻略Wiki」や「令和の米騒動」など、パワーワードが多々生み出されている『天穂のサクナヒメ』。 日本古来の米づくりを深く再現したシミュレーション要素と、『朧村正』などで見られる爽快な2Dアクションを融合させた作品。

天穂のサクナヒメ Sakuna: Of Rice and Ruin

思いのほか稲作パートの割合が高く、トレーラーでイメージしていた 2D アクションがメインかと思っていたら面食らう印象です。しかし出来が良いのでみんなにっこり。米を食べて強くなろう。

天穂のサクナヒメ Sakuna: Of Rice and Ruin

ネットで話題になっているばかりでなく、クオリティの高さからセールスも好調な滑り出し。

対応プラットフォームの 1 つである Steam では日本で1位、任天堂のニンテンドーeショップのランキングでも『ピクミン3 デラックス』や『あつまれ どうぶつの森』『ゼルダ無双』『桃鉄』らを押しのけ1位に立っています。パッケージ版も軒並み品薄に。

大きく話題となった『天穂のサクナヒメ』。その勢いは株式市場へ。週明けの東京株式市場では、発売元のマーベラスの株価が大きく反応。久しぶりの新規ヒットとなりそうだということで、一時ストップ高の 942 円をつける場面がありました。徐々に値を下げ、終値は+83円(+10.48%)の875円。

マーベラスはあくまで発売元という立場ながら、今後ビッグヒットへの期待が大きいようです。


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