2019年、米国では対戦格闘ゲームが例年以上の盛り上がりを見せています。
元々米国ではこのジャンルの人気は高く、著名タイトルの新作が発売されれば年間売上トップ10に入ることも珍しくないのですが、NPDの報告によると、2019年1〜10月までのこのジャンルの売上は、過去最高だった2015年を11%上回る規模に拡大。さらに大きく成長しています。
そうした中、NPDのアナリストMat Piscatella氏が、現行各機種(PlayStation 4 / Xbox One / Nintendo Switch)の売上トップ5を公開。どのようなタイトルが人気となっているのでしょうか。
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US : 対戦格闘ゲーム 売上トップ5
Twitter user @Jaded_Alyx asked about the top selling H2H Fighting games per platform. Mortal Kombat X tops both the PS4 and Xbox One lists, while Super Smash Bros. Ultimate leads on Switch. pic.twitter.com/R7nokT7qiM
— Mat Piscatella (@MatPiscatella) November 27, 2019
Piscatella氏が2019年10月末までの各機種の対戦格闘ゲーム売上トップ5を公開。具体的な売上高・販売本数は伏せられていますが、機種ごとの売上上位5タイトルは次のようになっているそうです。
PlayStation 4
- Mortal Kombat X
- Mortal Kombat 11
- Injustice 2
- Dragon Ball FighterZ (ドラゴンボール ファイターズ)
- Dragon Ball Xenoverse 2 (ドラゴンボール ゼノバース2)
Nintendo Switch
- Super Smash Bros. Ultimate (大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)*
- POKKÉN DX (ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX)*
- ARMS*
- Mortal Kombat 11
- Dragon Ball Xenoverse 2 (ドラゴンボール ゼノバース2)
*デジタル販売を含まず
XBOX ONE
- Mortal Kombat X
- Injustice 2
- Mortal Kombat 11
- Dragon Ball Xenoverse 2 (ドラゴンボール ゼノバース2)
- Dragon Ball Xenoverse (ドラゴンボール ゼノバース)
PS4とXbox Oneに関しては『Mortal Kombat X』が1位、2位3位は『Injustice 2』『Mortal Kombat 11』ということで、お国柄といっていいのかどうか、NetherRealm Studios開発タイトルがトップ3を独占することとなりました。
一方Nintendo Switchは『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が1位。Switchのランキングでは『ポッ拳』『ARMS』が2位・3位につけており、任天堂プラットフォームらしいトップ3となったのではないでしょうか。
また『ドラゴンボール』アクションも人気です。
PS4では『ドラゴンボール ファイターズ』と『ドラゴンボール ゼノバース2』が、Xbox Oneでは『ドラゴンボール ゼノバース』シリーズが2作入りました。Switchでも『ドラゴンボール ゼノバース2』が5位に入っています。