カプコンが2018年1月26日に発売を開始した『モンスターハンター:ワールド』。発売から3日でダウンロード版を含め500万本出荷の達成が報告されるなど、カプコンの想定を上回る非常に好調な立ち上がりとなっています。カプコンは具体的な計画本数を伏せているものの、すでに初年度の販売目標を超過したことを明らかにしました。
『モンスターハンター:ワールド』、すでに今期の計画を達成
初年度目標の達成は、2018年3月期第3四半期決算説明会カンファレンスコールの質疑応答にて明らかにされたもの。
カプコンは、近年の主要タイトルにおける販売傾向から、当初は初年度の販売進捗を、過去タイトルよりも緩やかになるだろうと予測していたようですが、『MHW』は想定以上の立ち上がりとなり、すでに今期の計画を達成。目標に対して100%以上の進捗となっています。販売比率は海外が6割。
なおコスト計上方法については、生涯の販売計画をもとに按分するため、開発コスト全額の内、第4四半期販売分が計上されるということです。
追加コンテンツについて
来年度以降の展開については、現状では生涯販売数の達成に向けた戦略を第一に進めているため、現時点で追加コンテンツについて話せることはない。セルスルー(小売店から消費者へ販売された実売数)の状況を確認・分析しながら進めていくと話すにとどめました。
コラボ装備や追加モンスター「イビルジョー」などは発表されており、また追加ジェスチャーやフェイスペイント、ヘアスタイルなどのDLCは配信されているので、それらとは別の、有料で配信する大型のコンテンツアップデートが将来的に控えているのかもしれません。
恒例となっている『G』相当のコンテンツをどこで持ってくるのか。DLCなのか別タイトルとして発売するのか注目されます。
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