カプコンの PlayStation 4 / Xbox One / PC 向け(国内では PS4 のみ)『モンスターハンター』シリーズ最新作『モンスターハンター:ワールド (Monster Hunter: World)』。
『モンスターハンター5』のようなナンバリングではないものの、スピンオフ作品ではないハンティングアクションの『モンハン』最新作として開発されていますが、直近の『モンハン ダブルクロス』まで、数作に渡ってメインタイトルが発売されてきた任天堂プラットフォームへの対応はどうなるのか。ディレクターを担当する藤岡要氏はコメントしています。
結論から言うと、現時点で『モンハンワールド』が任天堂プラットフォームへ対応する予定はないそうです。
藤岡氏によれば、『モンスターハンター:ワールド』は、“いまの最新技術を使って最高のハンティングアクションを作る『モンハン』” というコンセプトのもと、対応ハード(PS4/Xbox One/PC)に最適化されたゲームを提供したいとの考えで制作。グラフィックの向上や、生きた世界を表現する生態系の構築、マップの各エリアがシームレスにつながるなどの様々な進化を遂げています。
そのため、リードプラットフォームとハードの性能に差がある Nintendo Switch へ移植するのは難しいというのがカプコンの判断のようです。スイッチを除外しているのではなく、スイッチを含め開発プラットフォームに最適な形を考えていくとして、将来的に『ワールド』ではな別の『モンハン』が登場する可能性を残しました。
『モンスターハンター』は、2009年8月に Wii で発売された『3 (tri-)』で初めてナンバリング新作が任天堂ハードに対応しました(シリーズ初対応は直前の2009年4月に発売された『モンスターハンターG』)。
その後、携帯型ゲーム機のニンテンドー3DSで『3G』『4』『4G』『クロス』『ダブルクロス』のメイン5作品が発売される一方、据置型ゲーム機にも展開。Wii U では『3G HD Ver.』や『フロンティアG』『フロンティアZ』が、Nintendo Switch でも『ダブルクロス Nintendo Switch Ver.』が発売(国内のみ)されています。
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