捕まえたポケモンを管理したり、他ユーザーとの交換を楽しめる新たなクラウドサービス『Pokémon HOME』(ポケモンHOME、ポケモンホーム)。2月12日より Nintendo Switch とスマートデバイス (iOS/Android) 向けにサービスが開始され、それから1か月が経ちました。
『ポケモンHOME』は無料で利用を開始できますが、有料のプレミアムプランが用意されており、加入することで提供されるすべての機能を利用することができます。調査会社 Sensor Tower によると最初の1か月の売上高は260万ドル。App Store / Google Play の両方をあわせ230万件ダウンロードされました(推定値)。
モバイル版ポケモンHOMEは初月230万DL
ダウンロード数は推定230万件。これまでのところ、最もダウンロード数が多いのはアメリカで69.5万件(30.2%)。2位は日本で44.6万件(19.4%)でした。3位以下はヨーロッパ。イギリス(11.9万)、ドイツ(11.6万)、フランス(9.8万)が続きました。
全体の半数以上が、アプリのリリース週にダウンロードおよびインストールされたものだそう。
売上高は260万ドル、1か月プラン利用者の継続率は高め
1か月の売上高は推定260万ドル(このところ乱高下していますが1ドル110円として約2.86億円)。最も金額が多いアメリカが100万ドル(38.5%)で1位、2位は日本で86.7万ドルでした。『ポケモンHOME』はゲームではなく、役割としてはゲームを補完する管理アプリなので、まずまずのスタートと言えるのかもしれません。
『ポケモンHOME』は期間に応じて3つの料金プランが用意されています。1か月(30日)360円/3か月(90日)600円/12か月(365日)1950円。このうち最も人気が高いのは1か月プラン。次が12か月、最後が3か月だったということです。
配信開始からちょうど1か月となる3月11日から12日にかけて収益がちょうど2倍に(2.2万ドルから4.4万ドルへ)。最初に1か月プランを選択した人の多くが契約を更新し、2か月目も利用していると推定されています。もちろん新たに有料プランに加入した人や、プランを変更した人も中にはいるでしょうけれど。
対応ソフト第1弾の『ポケットモンスター ソード・シールド』では、これから追加コンテンツの配信も控えています。ゲーム本編を楽しんでいる限り、『ポケモンHOME』とも長い付き合いになりそうです。