任天堂がCygamesとの協業タイトルとしてリリースした新作アプリ『ドラガリアロスト』。配信地域は日本やアメリカ、台湾、香港、マカオとまだ限られているものの、サービス開始から1か月ほどで40億円近い売上を記録していることが任天堂から報告されています。

配信1か月で40億円規模の売上

『ドラガリアロスト』は任天堂がこれまでにリリースしてきた類のスマートデバイス向けアプリとは異なり、任天堂キャラクターを使用しない新規IPを採用したアクションRPG。事前登録者が100万人を突破するなど、サービス開始前から注目度は高く、9月27日の配信開始からこれまでに40億円に迫る規模の金額を売り上げているといいます。

「新規IPを創り出し、グローバルで多くのお客様に受け入れていただくチャレンジとして、順調な立ち上がりを見せていると表現できるのではないかと思います」と古川社長は『ドラガリアロスト』のローンチを高く評価。今後もイベントやアップデートを行いながら、プレイヤーをさらに増やしていけるようCMなど各種プロモーションに力を入れていくとしています。

『ドラガリアロスト』については、サイゲームスの親会社であるサイバーエージェント・藤田社長も通期決算説明会で「当社のなかで過去一番のヒット」だとコメント。サイバーエージェントの主力として位置づけているタイトルの8本目に加わったとして、今後の業績への貢献にも期待を寄せています。

既存のスマホアプリのパフォーマンス

その他、既存のスマホアプリのパフォーマンスはどうだったのでしょうか。

スーパーマリオラン

まもなく配信開始から2年となる『スーパーマリオ ラン』は、ダウンロード数が世界で累計3億近くまで伸びています。ダウンロード比率は国外が9割以上。安心して遊べる定番タイトルの1つとして、毎月安定的に一定規模の新規DLが行われているとのこと。任天堂がゲーム専用機ビジネスを行えていない国や地域のスマホユーザーにマリオゲームを届けられるという意味でも、『スーパーマリオ ラン』は任天堂IPに触れる人口の最大化に向けて引き続き重要な役目を担っています。

『スーパーマリオ ラン』は無料でダウンロードして序盤を遊ぶことができ、気に入ったらその後の全コンテンツを一括で購入する買い切り型の2Dアクションゲーム。今回の説明を読む限り、有料課金率を高めていくのは以前ほど追いかけていないような印象です。もちろん『スーパーマリオ ラン』を気に入ってもらい、購入ユーザー率が高まるに越したことはないのでしょうけれど。

ファイアーエムブレム ヒーローズ

任天堂のスマホ事業の稼ぎ頭である『ファイアーエムブレム ヒーローズ』に関しては、引き続きアクティブユーザー数を維持できていて、累計売上高もペースを落とさずに継続的に伸び続けているとコメント。海外シェアの拡大も続いていて、現在のアクティブユーザーは海外の方が多くなっています。継続したアプリ運営が海外市場の開拓につながる一例になっていると分析。今後も年末にかけて「Ver.3.0」のメジャーアップデートが計画されているなど、継続して楽しんでもらえるよう開発と運営に力を入れていくとしています。

どうぶつの森 ポケットキャンプ

配信開始から1年が経過した『どうぶつの森 ポケットキャンプ』については、配信開始当初(2017年内)からアプリをダウンロードし、継続して遊んでいるユーザーが現在のアクティブユーザーの過半数を占めている状況。アクティブユーザー数も、成人女性を中心に持続じて維持できている状況だとか。『どうぶつの森』の女性人気の高さを実感するところですが、苦戦が伝えられる運営状況も、ゲーム内容を改善したり、色々なイベントを開催するなどして徐々に上向いてきているところ。

また、遊びの幅を拡張できるようなアップデートの開発も進めているとのこと。Nintendo Switchで発売予定の本編との連携も気になるところ。2019年にかけてどのような進化を見せてくれるでしょうか。

マリオカート

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