NPDの発表を受け、任天堂アメリカからも2015年3月の販売成績が報告されています。
ハードウェア:New3DS XL が牽引
2月の発売以来好調なセールスを続けるNew Nintendo 3DS XL(北米ではNewニンテンドー3DS LLのみの展開)は、3月も任天堂の携帯機部門を牽引。Wii Uもまた好調を維持しています。
NPDのマンスリーレポートの記事にも書いていますが、2015年Q1(1-3月)の累計販売数は、前年同期と比較して60%上昇しているとのこと。個別に見ると、3DSが80%増、Wii Uは20%の増加。
ソフトウェア:旧作が継続的に販売数を伸ばす
3DS
ソフトウェアでは、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D』は2ヶ月目も好調で、3月は18.4万本を販売。累計セールスは73万本になりました。また発売6ヶ月目の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』は11万本を販売。こちらは累計240万本としています。
今月は3DS向け新作で『Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』が発売されていますが、NoAから販売本数に関する言及はありません。報告が無いということはつまり…推して知るべし。
Wii U
Wii Uソフトでは、3月20日に発売となった『マリオパーティ10』が最初の2週間で29万本を販売。日本では冴えませんでしたが、アメリカでは『9』(初月23万本)を上回る初動を記録しています。『amiibo』対応効果なのか、非対称プレイのクッパパーティによるものなのか、あるいはそもそもの『マリオパーティ』人気なのか。いずれにせよ好調な出足となりました。
また発売5ヶ月目の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は先月から10万本上乗せして累計160万本を突破。発売11ヶ月に入った『マリオカート8』は累計190万本突破と、それぞれ継続的に販売数を伸ばし続けています。
北米の4月の任天堂タイトルは、3DS向けにはNew3DS専用ソフトとして『Xenoblade Chronicles 3D(ゼノブレイド)』が発売。Wii Uは少し間が空いて5月29日に『Splatoon(ゼノブレイド)』が発売予定。