NPDの発表を受け、任天堂アメリカからも2014年12月および年間の販売成績が報告されました。
Wii U: 単月としてはハード・ソフトともに過去最高を記録
まずはWii U。具体的な数字は明らかになっていないものの、ハード・ソフトともに単月の売り上げとしては過去最高を記録。2014年全体では、ハードは前年比で29%、ソフトは75%増加したとのこと。
ソフト売上のハイライトとしては、今年のWii Uを牽引した『マリオカート8』が累計170万本を突破。年末商戦期に投入された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は130万本を突破しました(それぞれパッケージ版、ダウンロード版の合算)。
amiiboの販売数は、スマブラWiiUの約2倍に
先月、『スマブラWiiU』とほぼ同数と報告された『amiibo』は、12月に入って売上が加速。ソフトの約2倍、260万個近い数が売れているとのこと。第3弾も予約完売となる小売店が出ているなど人気が持続していますし、北米における『amiibo』投入はここまで大成功のようですね。
Nintendo 3DS: 任天堂ソフトの売上が過去最高に
3DSも、ソフト売上面で好調な12月を過ごしました。任天堂販売のソフト売上は、単月としては過去最高を記録。発売3ヶ月で累計200万本を突破した『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』や、6週間で260万本を突破した『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』が、今回の記録達成に大きく貢献しています。
2014年の3DSソフトは、16タイトルが25万本以上を販売。うち8タイトルは50万本以上、3タイトルは100万本以上のミリオンセラーとなりました。3DSは携帯ゲーム機として確固たる地位を築いていて、年間チャートの携帯ゲーム機部門では15位まですべて3DSで発売されたソフトだということです。
また、シリーズ初めてマルチプラットフォームで発売され、累計330万本以上を販売した『大乱闘スマッシュブラザーズ』によって、任天堂ソフトが4年ぶりにNPDによるUSチャートの年間トップ10入りをはたしました。