近年の家庭用ゲーム業界では売上の二極化が進み、『FIFA』『Call of Duty』『GTA』といった一部メジャータイトルではグローバルセールス1,000万本越えがもはや珍しくなくなるなど、消費者から選ばれたタイトルはますます販売数を伸ばす傾向にありますが、Ubisoftは新規投入する『Watch Dogs』が、彼らと並ぶ2014年最初のビッグセールスを記録するタイトルになると自信を見せます。
UbisoftのWayne Greenwell氏は、『Watch Dogs』への期待と需要は信じられないほど高いとコメント。現在までの予約数にもそれは反映されていると言います。
「『Watch Dogs』で、Ubisoftは他社トップクラスのトリプルAタイトルと並ぶ新たな大ヒットブランドを構築し、新規タイトルとして近年最大のヒットタイトルとなるだけでなく、2014年最大のヒットタイトルの1つとなることも期待しています」
Ubisoftは売上を最大化するために、一般的なテレビや紙媒体、オンライン上の活動と並んでアプリやライブストリーミングによる幅広いマーケティングキャンペーンを展開。
Ubisoftは音楽認識アプリ『Shazam』と提携。テレビやラジオによるキャンペーンを展開するほか、NFCコードを含む広告も用意。またトップYouTuberとも提携し、発売時にはTwitchを使ったゲームのライブストリーミング番組も配信する予定です。
Ubisoftは昨年、同社の看板シリーズに成長した『Assassin’s Creed』と『Watch Dogs』とを比較し、同等以上の売上を達成出来るだろうと語っていましたが、はたして期待の新規IPが大きな数字を残せるのかどうか、業界の現状を占う意味でも注目されそうです。
http://youtu.be/2jniglb5xgI&w=650
『ウォッチドッグス』国内版は、PS3、PS4、Xbox 360、PC版が6月26日発売予定。Xbox One、Wii U版は追って発売予定です。