NPDグループから2014年月期のアメリカビデオゲーム市場レポートが報告されました。ハードウェア市場の好調が続き、市場総売上は3%アップの10億300万ドルを生成。ハード売上は78%増の3億9,500万ドル、周辺機器・アクセサリ市場も2億2,400万ドルを4%増を達成しました。しかしながら、ソフトウェア市場は28%ダウンの4億3,200万ドルでした。
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ハードウェア:PS4が牽引
ハード市場は、世界700万台突破も発表された PlayStation 4 がUS市場でもリード。Xbox One には『Titanfall』という強力なソフトが発売されたにもかかわらず、PS4が3ヶ月連続でハード市場を牽引したということです。
NPDによれば、アメリカ市場においてPS4とXbox Oneは好調な販売を続けており、ローンチ以降のここまで5ヶ月間の2ハード合計売上は、前世代機(PS3、Xbox 360)の2倍以上のペースであるとのこと。
Microsoftの報告によると、2014年3月期のアメリカ市場におけるXbox Oneの販売台数は31万1,000台。世界累計出荷台数は500万台を突破したとのこと。この数字は同一期間のXbox 360よりも60%以上大きいということです。
ソフトウェア:新作不足で売上減
NPDのアナリストLiam Callahan氏によると、ソフトウェア市場の下落は新作不足による影響が大きく、2013年3月と比較して42%減少しているとのこと。
「昨年3月は、『Bioshock Infinite』『Tomb Raider』『Gears of War: Judgment』『God of War: Ascension』ら8作の新作がトップ10を占めました(その結果、ソフト市場は前年比2%増と僅かながらプラスに)。今年トップ10に顔を出した新作は『Titanfall』『inFAMOUS Second Son』『South Park: The Stick Of Truth』『Dark Souls II』など6タイトルでした」
2014年3月: USチャート トップ10
- Titanfall (Xbox One, PC)
- Infamous: Second Son (PS4)
- South Park: The Stick Of Truth (Xbox 360, PS3, PC)
- Call of Duty: Ghosts (Xbox 360, PS4, PS3, Xbox One, Wii U, PC)
- Dark Souls 2 (PS3, Xbox 360)
- Metal Gear Sold V: Ground Zeroes (PS4, Xbox One, PS3, Xbox 360)
- NBA 2K14 (Xbox 360, PS4, PS3, Xbox One, PC)
- Final Fantasy X-X2 Remastered (PS3, PS Vita)
- The LEGO Movie Video Game (Xbox 360, PS3, 3DS, Wii U, Xbox One, PS4, PS Vita)
- Minecraft (Xbox 360)