カプコンは4日、9月14日に発売を開始したニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンター4』について、国内累計出荷本数が400万本を突破したと発表しました(ダウンロード版の販売数を含む)。
発売日から4日目での累計200万本突破、1ヶ月での300万本突破に続いて、『モンハン4』がまた新たなマイルストーンに到達です。
2009年にWiiで発売された『モンスターハンター3(トライ)』以来、4年ぶりに登場したナンバリング最新作は、シリーズとして初めて高低差を活かした立体的なアクションを導入し、また無料のオンラインマルチプレイにも対応するなど、数多くの新要素が導入されています。
『モンハン』シリーズではお馴染みのコラボ企画も、ゲームや漫画関連をはじめとして飲食物やアパレルなどの異業種でも実施。またユーザーイベント「モンスターハンターフェスタ’13」やサッカー日本代表の本田選手を起用したCMも好評を博しました。
現在「モンスターハンター4 in ナンジャタウン」が開催されているほか、2014年2月からはUSJとの連携企画「モンスターハンター・ザ・リアル2014」や長野県渋温泉と手を組んだ「モンハン渋の里」などコラボ企画は多岐にわたっています。
カプコンは「これからも、卓越したゲーム開発力を遺憾なく発揮し、オリジナリティ溢れるゲームタイトルを創造し続け、ユーザーの皆様のご期待に応えてまいります。また、コンテンツを様々な事業に多面展開するワンコンテンツ・マルチユース戦略のもと、ブランド価値の最大化を図り、一層の業績拡大を目指してまいります」としています。
メディアクリエイト調べの国内チャートによると、パッケージ版の累計販売本数は300万本弱。カプコンはダウンロード版の販売比率を約15%と発表しており、DL版も含めた販売本数はおよそ350万本弱あると推測されます。カプコンの期初目標を大幅に更新中の『モンスターハンター4』ですが、年末年始商戦で実売でも400万本の達成、そしてさらなる売上拡大を目指します。
ちなみに400万本という数字、カプコン発売タイトルでは『モンスターハンターポータブル 2nd G』(360万本)を越えて歴代7位に位置します。『モンハン』シリーズとしては『モンハンP3G』の480万本が最高ですが、年末年始商戦や海外展開など、まだ余力を残す『モンハン4』がどこまで迫れるのか注目したいところ。
カプコン ミリオンセールスタイトル トップ10(2013年9月30日現在)
- 650万本 – バイオハザード5
- 630万本 – ストリートファイターII
- 520万本 – バイオハザード6
- 496万本 – バイオハザード2
- 480万本 – モンスターハンターポータブル 3rd
- 410万本 – ストリートファイターII ターボ
- 360万本 – モンスターハンターポータブル 2nd G
- 350万本 – バイオハザード3 ラストエスケープ
- 330万本 – ストリートファイターIV
- 280万本 – モンスターハンター4