カプコンは2014年3月期第2四半期決算説明会の中で、早くも国内累計300万本を突破したニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンター4』について、プロモーション展開で販売本数の最大化に努めることや、ダウンロード比率が15%程度であることを報告しました。
『モンスターハンター4』は、当初の280万本から330万本へと今期の目標が上方修正されました。最終的な目標本数についてカプコンは、「現時点では申し上げられない」としたものの、「ユーザーイベントの開催など積極的なプロモーション展開により、販売本数の最大化に努める」と今後も販売拡大を目指していくと説明しました。
また、ニンテンドー3DS eショップで歴代3位につけるダウンロード版の販売比率は、全体の約15%程度だとのこと。割合としては一般的なタイトルよりやや多めといったところですが、母数が桁違いなだけに、ダウンロード総数はかなり大規模になっています。
ちなみに3DS eショップの歴代ダウンロード数1位は『とびだせ どうぶつの森』で、2位は『ポケモンARサーチャー』です。
カプコンは今回、『モンハン4』の目標販売本数を330万本に引き上げていますが、ダウンロード版の販売比率15%という数字をパッケージ版の本数を集計しているメディアクリエイト調べの最新国内チャートに照らし合わせてみると、約43万本となり、パッケージ版の287万本と合わせて既に目標を達成していてもおかしくない本数に達しています。
ここからさらにコラボイベントや年末年始商戦、そして海外版の展開も考えると、シリーズ過去最高の販売本数も現実味を帯びてきそうです。