セガを中心として、カプコンやタイトーなどゲーム会社15社が互いに連携し、スマートフォン向けゲームの顧客開拓へ乗り出すと報じられています。
日経が「セガなどゲーム15社が連合、スマホ向け自前で集客 グリーなどの配信会社への手数料圧縮」として報じた記事によれば、参加各社のゲーム内では相互にユーザーを誘導する導線が用意されたり、ゲームを紹介するポータルサイトを開設。また攻略情報も発信する予定であるということです。セガやカプコン、タイトーなど初回参加15社のユーザー数は延べ約2,000万人で、秋以降にはさらに15社が順次参加し、利用者数は倍増するとのこと。
これまで各社はGREEやDeNAのモバゲーといったプラットフォームを経由し、さらにiOS/Androidなどの市場へリリースする事で2重のマージンが発生していましたが、これを回避し、ユーザーを囲い込みたい狙い。
ネイティブアプリが標準になってきている中で、GREE/モバゲーに1割の手数料を支払ってまで得るものはもはや少ないのでしょうね。彼らに変わって国内のモバイルゲームチャートを席巻しているのがLINEですが、今後どう市場が変化していくのか注目されます。