セガと任天堂は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』フランチャイズについて、独占パートナーシップを締結したことを発表しました。
今回の新たな提携は、今後発売される『ソニック』3タイトルについて、任天堂ゲーム機向けに独占的に提供されるというもの。うち2タイトルは、「ニンテンドーダイレクト 2013.5.17」にて発表された『ソニック ロストワールド』と『マリオ&ソニック AT ソチオリンピック』で、さらに1タイトルが後日発表予定です。
「『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は、任天堂プラットフォーム上で非常によいパフォーマンスを見せてくれているので、今回の独占パートナーシップはソニックゲームが次へと進化するためには最適でした。Wii Uとニンテンドー3DSは、ソニックをお見せするのに理想的なプラットフォームで、セガは3つのエキサイティングなソニックゲームで任天堂と仕事が出来ることを心待ちにしています」
セガヨーロッパのCOO、Jurgen Post氏は述べています。
「かつてライバルだったマリオとソニックとの関係は、かつてないほど親密な友情へと成長しました。セガと合わせて行なったこれらの発表は、我々がWii Uプラットフォームへ素晴らしいゲームをお届けできることを約束し、E3でのさらなる発表の準備を進めています」
任天堂アメリカのレジー社長は述べています。
ゲームキューブで移植発売された『ソニックアドベンチャー』の頃から、ソニックタイトルは任天堂機でよく売れており、その後の『スマブラX』参戦や『マリオ&ソニック』で共演しているように、ファンからよく知られているキャラクターです。
マルチプラットフォームでリリースされたタイトルでも任天堂機の割合が高かったり、任天堂ゲーム機ユーザーとの相性は良く、自然な成り行きに思いますね。とはいえ『マリオ&ソニック AT ソチ』のWii U独占は、これまでのマリソニシリーズの売上やWii Uのハード普及数を考えるとセールス的にかなりの大冒険に見えます。
さて、『ソニック ロストワールド』『マリオ&ソニック』の他にもう1タイトルあるという『ソニック』新作ですが、どんなタイトルになっているんでしょうね。