Nintendo Switch、米国でPS4を上回る。PS2、Xbox 360、Wiiに次ぐ歴代4位普及ハードに


Nintendo Switch(有機ELモデル)

 

2022年3月で発売開始から5周年を迎え、6年目に入っても好調なセールスを続ける、任天堂の家庭用ゲーム機としては異例のペースとなっている Nintendo Switch。NPD グループの集計によると米国における Nintendo Switch の累計販売台数は、ついに PlayStation 4 のそれを上回りました。

Nintendo Switch、米国で歴代4番目に売れたハードとなる

PS4 超えを達成した Switch の累計販売台数は、据置型ゲーム機として史上 4 位に浮上。家庭用ゲーム機全体でも 6 位となりました。

米国で最も普及した据置型ゲーム機 歴代トップ3は

NPDのアナリスト Mat Piscatella 氏によれば、米国の売上トップ3は PS2、Xbox 360、Wii。Nintendo Switch はこれらゲーム史に残るハードに続いています。

  1. PlayStation 2
  2. Xbox 360
  3. Wii
  4. Nintendo Switch

Switch、2022年4月も売上トップ

Nintendo Switch も他社と同じく供給問題に直面していますが、2022年4月も販売台数トップをキープ。2022年1-4月もトップを走っています。2位はXbox Series X|S、PlayStation 5はハード供給に最も悩まされています。

とはいえ、金額ベースで見ると 4 月のトップは PS5 でした。Xbox Series X|S と Nintendo Switch は僅差でこれに続いています。2022年1-4月の売上高トップは Xbox Series X|S で、PS5 と Nintendo Switch が追う展開となっています。

各社複数モデルを展開しており、PS5 は最も販売単価が高く、そのことから販売台数は他社より少なくても売上高が大きくなっています。Xbox Series X|S は廉価版の Series S があり、Nintendo Switch はもともと他社より安く、携帯特化の Lite も販売。

半導体不足や物流網の混乱はまだ続いているものの、4月はその懸念が一部後退。2021年4月と比べ2022年4月は全体的に売上が増加し、16%増の3億4,300万ドルでした。ただ年間ではまだマイナスが続き9%減の15億ドル。


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