【APEX】スイッチ版『エーペックスレジェンズ』の特徴や他機種版との違い


 

「EA Play Live June 2020」にて、現在 PlayStation 4 / Xbox One / PC (Origin) 向けに配信中の基本プレイ無料ソフト『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)が、Nintendo Switch と PC (Steam) にも対応することが発表されました。

EAは今年度(2020年4月〜2021年3月)、Nintendo Switch へのサポートを強化していく、複数タイトルを発売すると明言していましたが、『Apex Legends』がそのひとつだったようです(『FIFA 21』『Lost in Random』の対応も発表されています)。

『エーペックスレジェンズ』は、3人1組でチームを組んで、20チーム(計60人)でオンライン対戦。徐々に狭くなるフィールドで敵チームを倒し、最後の1チームになることを目指す、一人称視点で進行するバトルロワイヤルゲームです。“レジェンド”と呼ばれるそれぞれ能力が異なるキャラクターから1人を選んで、戦地へ赴きます。

開発は『Titanfall』(タイタンフォール)などで知られる Respawn Entertainment。『エーペックスレジェンズ』は『タイタンフォール』と世界観を共有していて、時間軸としては『タイタンフォール2』の30年後の舞台設定となっています。

『エーペックスレジェンズ』は発売元のエレクトロニック・アーツが想定する以上の人気となっており、配信開始から72時間でプレイヤー数は1,000万人を突破。あの『フォートナイト』を上回る滑り出しとなりました。また『エーペックスレジェンズ』はPS4市場において、2019年度に最もダウンロードされた基本プレイ無料ソフトにもなりました。その人気でEAの業績に大きく貢献する存在の1つともなっています。

そんな『エーペックスレジェンズ』がいよいよ Nintendo Switch にも対応。もともとPS4/XB1/PC向けにリリースされていたソフトということで、Nintendo Switchでもしっかり遊べるのかどうか気になるところ。

このページでは、現時点で判明している部分について紹介しています。

Nintendo Swithc版のサービス開始はいつに?

発表段階では、Nintendo Switch 版『エーペックスレジェンズ』の配信時期は“2020年秋”になるとアナウンス。ただし具体的なスケジュールは未定となっていました。その後11月に続報があり、品質確保のためにリリースを延期し、2021年にずれ込むことが決定。

そして2021年2月3日、EAから正式な配信開始日が発表。「2021年3月9日(日本 : 3月10日)」にNintendo Switch で『エーペックスレジェンズ』が開幕します。

デジタル版 : 2021年3月10日
パッケージ版 : 2021年3月18日

価格

通常版(デジタル) : 無料
ャンピオンエディション(パッケージ&デジタル) : 4,300円(税込)

『エーペックスレジェンズ』は基本プレイ無料タイトルです。Nintendo Switch 版も無料でダウンロードして遊ぶことができます。

課金要素もあります。コインを購入して武器やキャラのスキンなどがまとまった「APEXパック」や期間限定スキン有料キャラクター(レジェンド)をすぐに開放したいときなど。

特典付き『チャンピオンエディション』は4,300円(税込)。デジタル、パッケージ版それぞれで提供されます。

チャンピオンエディションの内容

『エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション』は、追加プレイアブルキャラクターである 9 体のレジェンドをすぐにアンロックできるほか、限定のレジェンダリースキン(装飾アイテム)、レジェンダリー武器、さらにゲーム内でスキンなどを購入できる Apex コイン 1000 コインが収録されたセット商品。

  • 9体のレジェンド(シーズン7までに登場したすべてのレジェンド)
  • レジェンドの限定レジェンダリースキン(レイス、クリプト、レヴナント)
  • 武器の限定レジェンダリースキン(フラットライン、トリプルテイク、センチネル)
  • 限定レジェンダリー武器チャーム(皇帝ネッシーXIV)
  • 1,000 Apexコイン

スイッチ版に必要な容量は?

Nintendo Switch版『Apex Legends』をプレイするのに必要な空き容量は「20GB 以上」。さらに今後のアップデートにより、必要な容量が増える可能性が高いです。

空き容量が不安な場合、別売の microSD カードを利用することで、ダウンロードできる空き容量を増やすことが可能。必要に応じて準備しましょう。最近は 128GB なら 2,000 円台前半、256GB モデルも 4,000 円台で購入できるようになっています。

コンテンツ

後発となるNintendo Switch 版も、他機種版と同様のコンテンツを遊ぶことができます。アップデートも受けられます。

クロスプレイ

EAでは近年、プレイヤーが持っているプラットフォームに関係なく、フレンドとより簡単にゲームを楽しめるよう環境を整備することに力を注いでいます。『エーペックスレジェンズ』の対応プラットフォーム拡大はその一環です。

さらにこの秋、プラットフォームを問わずに友人とチームを結成しマルチプレイを楽しめる「クロスプレイ」が実装されます。すでに配信されている PS4 / XB1 / PC (Origin) に加え、Switch / PC (Steam) もクロスプレイ対象。すべてのプラットフォームのプレイヤーがつながり、遊ぶことが可能になります。

10月6日、まずはベータ版として Switch を除くプラットフォームでクロスプレイが実装されました。

ただ Nintendo Switch 版は他機種とは異なる環境での動作・ゲームプレイとなるので、気になるようであればクロスプレイはオフにして遊んだほうが良いかもしれません。

クロスプログレッション

ハードをまたいで進行状況を共有する「クロスプログレッション」機能はどうでしょうか。

Switch 版に限らず、残念ながらクロスプログレッションは実装されないようです。

パフォーマンス

『エーペックスレジェンズ』はもともと PS4 / XB1 / PC 向けにリリースされているソフトです。Nintendo Switch よりも高性能なプラットフォームを想定して開発されたため、移植の際のパフォーマンスが気になります。

Respawn のディレクター Chad Grenier 氏によると、移植に際しては課題も当然あり、変更しなくてはならない部分もあったようです。ただその出来映えについては見た目もよく上手く動作しており満足しているとしています。

Switch版の独自要素

一方で、Nintendo Switch ならではの要素が追加されています。判明しているのはモーション操作。『スプラトゥーン』で導入され、任天堂プラットフォームでは慣れているユーザーも多いジャイロエイムを、Switch版『エーペックスレジェンズ』でも利用することができます。

Joy-Con でも遊べますが、ガチなゲームプレイを楽しみたいときは、グリップ型で持ちやすく長時間快適にプレイできる Nintendo Switch Pro コントローラーの使用がオススメ。NFC、HD振動搭載、ジャイロセンサーや加速度センサーを内蔵しモーション操作にも対応しています。

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