2001年にPlayStation 2で発売された『デビル メイ クライ』(Devil May Cry)が2019年、Nintendo Switchで発売。任天堂プラットフォームに初めて『DMC』シリーズ本編が登場しました。このページではPS2オリジナル版や、他機種で発売されている『HDにコレクション』との違いはあるのかどうかについて紹介しています。
『デビルメイクライ』とは
『デビル メイ クライ』(Devil May Cry)は、伝説の悪魔の血を引く悪魔狩人(デビルハンター)「ダンテ」を操作し、剣と2丁拳銃を使いこなして華麗でスピーディーなコンボをつなげる爽快な“スタイリッシュアクション”を特徴とするアクションゲーム。「どれだけカッコよく、 どれだけ気持ちよく敵を倒すか?」がゲーム性に取り入れられています。
当初はサバイバルホラー『バイオハザード』の新作に相当するタイトルとして開発されていたものの、プロデューサーである三上真司から「これまでの概念にとらわれない新しいバイオを」と提案されたディレクターの神谷英樹氏が、よりアクション性の高い『バイオハザード』として開発。その結果、『バイオハザード』ではない完全オリジナルタイトルとして『デビル メイ クライ』が誕生しました。その後多くのフォロワータイトルを生み出した、3Dのハック&スラッシュアクションゲーム(ハクスラ)の原点のような作品です。
デビルメイクライ Switch版と他機種版との違い
PS2 | PS4 | Switch | |
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収録タイトル | Devil May Cry | Devil May Cry Devil May Cry 2 Devil May Cry 3 SE | Devil May Cry |
画面解像度 | 480i | 1080p | TVモード : 1080p 携帯モード : 720p |
フレームレート | 60fps | 60fps | 60fps |
トロフィー・実績 | ● | ● ゲーム内実績 | |
ギャラリー | ● | △ 『1』に関する内容のみ |
他機種で最新作『デビル メイ クライ 5』や初期3作品をまとめた『デビル メイ クライ HDコレクション』が発売されている中で登場したNintendo Switch版『デビル メイ クライ』は、初代にフォーカス。
本体やコントローラーの仕様により、一部異なる箇所はあるものの、『HDコレクション』に収録されている『1』と基本的に同じゲーム内容を楽しむことができます。グラフィックはTVモードで1080p、携帯モードで720p表示に高精細化。
本体機能・サービスとしてトロフィー・実績のないNintendo Switch版では、ゲーム内で実績機能に対応。「ギャラリー」に関しては、その内容は初代『デビル メイ クライ』に関する内容のみ抜き出したものとなっています。
Switch版『デビルメイクライ』は、『HDコレクション』から『1』だけを抽出したようなかたちとなっており、カプコンの他移植作で見られるような、新しい操作方法であったり、新しい難易度が用意されるなどといった新要素は含まれていません。