【比較】『バイオハザード6』Nintendo Switch版の特徴や追加要素、他機種版との違い


バイオハザード6 Resident Evil 6 for Nintendo Switch

 

カプコンのサバイバルホラー『バイオハザード』シリーズが続々と Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に対応。『バイオハザード5』と『バイオハザード6』が 2019 年 10 月 31 日に発売されました。

『バイオハザード1』『バイオハザード0』『バイオハザード4』に続いて、任天堂プラットフォームでは未発売だった『バイオハザード5』『バイオハザード6』も Nintendo Switch に登場。

基本的には現行他機種(PlayStation 4/Xbox One)で発売されているバージョンの移植となっているようですが、スイッチでどのように表現されているでしょうか。このページではスイッチ版の特徴や他機種版との違いをまとめています。

バイオハザード6 について

バイオハザード6 Resident Evil 6 for Nintendo Switch

『バイオハザード6』(BIOHAZARD 6、海外タイトル : Resident Evil 6)は 2012 年 10 月に発売された、サバイバルホラーシリーズ第8作目にあたるタイトル。レオン・S・ケネディやクリス・レッドフィールド、エイダ・ウォンといった過去作品に登場したキャラクターや新登場のジェイク・ミューラーなど複数の主人公キャラクターが登場し、現在進行系で起こる世界規模のバイオテロがそれぞれの主人公の視点で描かれます。

それぞれ独立したストーリーが展開するだけでなく、クリアを目指していく過程で他キャラクターのストーリーと交差する“クロスオーバー”というシステムが導入。他キャラクターとストーリーが交差している間は、最大4人で協力プレイを楽しむことができます。

バイオハザード6 Resident Evil 6 for Nintendo Switch

ラクーンシティの事件から十数年後。
尚も続くバイオテロに歯止めをかけるべく、合衆国大統領は“ラクーン事件の真相”の公表を決意する。講演当日に会場で起きた大規模なバイオテロをきっかけに、“闇”はその深さを現わしていく。
ゾンビが闊歩するアメリカ【トールオークス】にて、大統領暗殺の容疑をかけられたレオン。要人救出のため。バイオハザードが発生している中国【蘭祥】にて作戦を遂行するクリス。欧州の紛争地域である【イドニア共和国】にて、正体不明のB.O.Wに追われるジェイク。そして、3人の前に現れる、謎の女エイダ。
世界規模で発生するバイオテロとの戦いの中、それぞれの場所、立場、運命は絡み合っていく。

Nintendo Switch 版の特徴

バイオハザード6 Resident Evil 6 for Nintendo Switch

Nintendo Switch 版は機能アップデートが実施された完全版をベースに、最も易しい難易度「AMATEUR」をさらに遊びやすくする再調整や、アクションボタン自動クリア機能など、ストーリーを楽しみたい方向けにプレイアビリティを高めるチューニングが施されています。

EXコスチュームを着用した状態でシナリオをプレイしたり、フレンドとオンラインプレイを楽しむ「FRIEND MATCH」や「ACHIEVEMENT」の追加も。

また追加コンテンツとして別売されたエクストラゲームなども収録されています。

マルチプレイ

バイオハザード6 Resident Evil 6 for Nintendo Switch

マルチプレイは画面分割によるCo-op(協力)プレイに加え、ローカル通信プレイ、オンラインプレイに対応(オンラインプレイにはNintendo Switch Online加入が必要)。1台の Nintendo Switch で Joy-Con をおすそわけしての協力プレイや 2 台の Nintendo Switch を持ち寄ってそれぞれの画面で遊ぶなど、さまざまな形でマルチプレイを楽しむことができます。

収録されている追加コンテンツ

2012年のオリジナル版リリース当時は別途販売されていた様々な追加コンテンツが、あらかじめ収録される完全版仕様。シリーズ最大規模のボリュームを、いつでもどこでも楽しむことができます。

  • 日本語ボイスパック(日本語吹替音声)
  • サバイバーズ(生き残りをかけた、2〜6人のオンライン対戦)
  • プレデター(1人が捕縛者ウスタナクとなって他プレイヤーと戦う、2〜6人のオンライン対戦)
  • オンスロート(ザ・マーセナリーズでオンライン対戦が可能に)
  • シージ(B.S.A.A.の隊員を守るエージェントと、彼らを襲うクリーチャーに分かれて戦う2〜6人のオンライン対戦)
  • エクストラコンテンツ用ステージ3種(「空母」「地下鉄 車両基地」「カタコンベ 最下層」)
  • エクストラコンテンツ用ステージパックA(「イドニア 内戦後」「マグマ制御室 動力炉」)
  • エクストラコンテンツ用ステージパックB(「クアッドタワー屋上」「海底基地 研究所」)

ジャイロ操作に対応

アップデートにより、Joy-Con 機能を活用したジャイロ操作に対応。通常のボタン操作に加えて、Joy-Conの機能を使ったジャイロ操作を選択できるようになりました。照準を合わせて敵を狙う、ナイフで攻撃する、銃弾のリロード、敵を振りほどくといった動作を直感的に楽しむことができます。

なお Joy-Con 機能のすべての使用するには Joy-Con 2本持ちでプレイする必要があります。「照準で敵を狙う」に限り、「携帯モード」や「Nintendo Switch Lite」「Joy-Con(横持ち)」「Nintendo Switch Proコントローラー」でプレイ時にも使用できます。

販売形態

Nintendo Switch版『バイオハザード6』は、単体ダウンロード版と『バイオハザード4』『バイオハザード5』『バイオハザード6』をセットにしたパッケージ版の『バイオハザード トリプルパック』が発売。ただし『トリプルパック』を購入した場合であってもゲームカードに収録されるのは『バイオハザード4』のみ。『バイオハザード5』と『バイオハザード6』に関してはパッケージ版のゲームカードは無く、別途ダウンロードする必要があります。

ダウンロードに必要な空き容量は『バイオハザード5』が「約19GB」、『バイオハザード6』は「約18GB」。空き容量が少ない場合は不要なソフトを削除したり、microSD カードを追加して空き容量を確保しましょう。

Nintendo Switch 版の画質・解像度・フレームレート

画質比較

オリジナルの『バイオハザード6』は2012年に発売された PS3 / Xbox 360 世代のソフトですが、スイッチ版は2016年に PS4 / Xbox One で発売されたバージョンがベース。スイッチ版のゲーム画面の見栄えは印象的で、PS3 / Xbox 360 版以上の画質・解像度となっています。

フレームレート比較

ただしフレームレートを見ると PS3 / Xbox 360 版により近くなっています。最大 60fps だった PS4 / Xbox One 版とは異なり、30fpsをターゲットとして25〜最大40fps 前後で表示されます。

  • 画面解像度 : 1080p (TVモード) / 720p (テーブルモード・携帯モード)
  • フレームレート : 30fps

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