Nintendo Switch にも対応する、エレクトロニック・アーツのドッジボールを題材にした3対3のチームスポーツ『Knockout City ノックアウトシティ』。
PlayStation 4 / Xbox One / PC にも対応し PlayStation 5 と Xbox Series X|S の後方互換も利用可能。
発売時からクロスプレイに対応するということで各プラットフォームでのプレイ環境がどの程度になるのか気になるところですが、開発元の Velan Studios が Nintendo Switch 版のパフォーマンスについて語っています。
「『Knockout City』に関する私たちの基本的なデザイン哲学は、すべてのプラットフォームで同じ機能をもつことにあります。同じもの、素晴らしいもの、フル機能のゲーム体験を、特に Nintendo Switch を含めてすべてのプラットフォームに届ける。そこは非常に重要であると捉えています」
2つのグラフィック設定が用意
とはいえ Nintendo Switch と他のプラットフォームとでは性能面で開きがあり、まったく同一の体験というのは難しいのでは?Velan Studios では競技性重視のプレイヤーがどのプラットフォームで遊んでも同じゲーム体験をできるよう、ゲーム内の設定メニューから変更可能な、2つのグラフィック設定を用意しています。
1つは解像度や画面効果がよりリッチな「クオリティ」、もう1つは60fpsのフレームレートで遊ぶ「パフォーマンス」モードです。
品質モード
「クオリティモード」はゲーム開始時に設定されているデフォルトの設定で、グラフィックの忠実度が高いモードです。サンシャフト、ブルーム、シャドウシャドウ追加効果などが含まれ、TVモードでは1080p/30fps、携帯モードでは720p/30fpsでプレイすることができます。
パフォーマンスモード
「パフォーマンスモード」は高フレームレート 60fps で遊べるようグラフィックの忠実度を下げたモードです。このモードで遊ぶには安定した高速インターネット環境が必要です。最寄りのサーバーまでのレイテンシーは 50〜80ms 以下が推奨される設計になっていますが、小さければ小さいほど良いことは言うまでもありません。また可能であれば安定した高速通信のため有線LANで接続するのもオススメです。
TVモードでは810p/60fps、携帯モードでは540p/60fpsでプレイすることができます。
- クオリティ : 1080p/30fps | 携帯モード 720p/30fps 追加画面効果
- パフォーマンス : TVモード 810p/60fps | 携帯モード 540p/60fps 高速インターネット環境が必要
『ノックアウトシティ』にはボイスチャット機能があり勝利を目指す戦術に役立てることができるほか、異なるプラットフォームでも進行状況を共有できるクロスプログレッションにも対応しています。
どの機種でも 60 fps で
PlayStation 4 と Xbox One、Xbox One S では1080p/60fpsで、PS4 ProとXbox One X では1440p/60fpsでプレイすることができます。次世代機 PlayStation 5 や Xbox Series X では4K/60fpsで、Xbox Series Sでは1080p/60fpsでプレイすることができます。
つまり『ノックアウトシティ』ではNintendo Switch 版を含め、すべての対応機種で 60fps のプレイが可能だということです。
なお『ノックアウトシティ』では高いフレームレートを維持するためにダイナミック解像度が採用されており、高い負荷がかかるときにはフレームレートを維持するために解像度が低下する場合があるということです。