NPDグループから2018年8月(2018年8月5日〜9月1日)の米国ゲーム小売市場規模が報告され、前年比26%増の7億9,600万ドルを達成したことが明らかになりました。

ソフト面では『Madden NFL 19』が好調な立ち上がりとなったほか、Steam版がリリースされた『モンスターハンター:ワールド』が月間2位に返り咲きました。

ハード面でも3社それぞれが好調。周辺機器・アクセサリ市場も8月として過去最高を更新しています。

ソフトウェア

新シーズン開幕の 『Madden NFL 19』が定位置を確保

PCを含むソフトウェア市場は16%増の3億3,000万ドルを販売。月間1位は8月恒例のアメリカンフットボールゲーム『Madden NFL 19』が獲得しています。

『Madden NFL』シリーズが月間1位を獲得するのはこの時期の恒例行事となっていて、9月発売だった2011年と2012年を除くと、2000年からずっと8月は『Madden NFL』が1位を獲得しています。なお2011年・2012年は9月の1位を『Madden NFL』が獲得しています。

『Madden NFL 19』はただ定位置につけただけでなく、ローンチから非常に好調です。『Madden NFL 13』以来、最高の初月売上を記録しています。

Steam版リリースで『モンハンワールド』が復帰

2位には、PC (Steam) 版が発売された『モンスターハンター:ワールド』が復帰。『MHW』はSteamでリリースされた日本製タイトルとしては過去にない成功を収めています。

3位も復帰組。『Rainbow Six: Siege』がここまで順位を上げています。『Rainbow Six: Siege』は2015年発売タイトルですが、開発・発売元のUbisoftは長期にわたる継続的な更新を実施。2018年もYEAR 3展開が続いています。

既存のプレイヤーをつなぎとめるだけでなく、新たなプレイヤーの開拓にもつながっています。8月16日〜20日に無料プレイが実施されたのも功を奏しました。

4位につけたのは『グランド・セフト・オートV』でした。こちらも長期的な更新およびサポートが行われているタイトル。2013年のオリジナル版発売から60か月になりますが、このうち59か月でベストセラーチャートに顔を出しています。5年目の2018年も、ここまで年間5位の売れ行きを見せています。

Switchは定番ソフトが牽引

5位は『マリオカート8 デラックス』。任天堂タイトルはこのほか9位に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、10位に『スーパーマリオ オデッセイ』、16位に『マリオテニス エース』が入りました。8月も定番ソフトが長く売れ、任天堂プラットフォームを牽引しています。またNintendo Switch用ソフトとしては『Monster Hunter: Generations Ultimate (モンスターハンターダブルクロス)』も14位にランクイン。

2009年発売の『Call of Duty: Modern Warfare 2』がトップ10入り

今月のサプライズの1つは2009年発売の『Call of Duty: Modern Warfare 2』。なんで『CoD: MW2』が今更トップ10入りしたかというと、Xbox One の後方互換に対応したのが大きな理由。8月28日に対応が始まるやいなや、Xbox 360版の売上が急進。7月に総合321位だった同タイトルは、8月に月間8位まで売上を伸ばしました。

パブリッシャー売上

NPDによると、8月にソフトの売れ行きが最も好調だったパブリッシャーは、『Madden NFL 19』を発売したエレクトロニック・アーツ(Electronic Arts、EA)でした。2018年ここまでの年間1位は任天堂でした。

2018年8月 USチャート トップ20

  1. Madden NFL 19**
  2. Monster Hunter: World (モンスターハンター:ワールド)
  3. Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege
  4. Grand Theft Auto V
  5. Mario Kart 8 (マリオカート8 デラックス)*
  6. Naruto To Boruto: Shinobi Striker (NARUTO TO BORUTO シノビストライカー)
  7. God of War
  8. Call of Duty: Modern Warfare 2
  9. The Legend of Zelda: Breath of the Wild (ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド)*
  10. Super Mario Odyssey (スーパーマリオ オデッセイ)*
  11. Minecraft
  12. Crash Bandicoot: N. Sane Trilogy
  13. Far Cry 5
  14. Monster Hunter: Generations Ultimate (モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.)
  15. Call of Duty: WWII
  16. Mario Tennis Aces (マリオテニス エース)*
  17. Overwatch**
  18. Lego The Incredibles
  19. We Happy Few*
  20. The Crew 2

*デジタル販売を含まない
**PCデジタル販売を含まない

2018年 年間売上トップ10

  1. Far Cry 5
  2. God of War
  3. Monster Hunter: World (モンスターハンター:ワールド)
  4. Madden NFL 19**
  5. Grand Theft Auto V
  6. Call of Duty: WWII
  7. Dragon Ball: Fighterz (ドラゴンボール ファイターズ)
  8. Mario Kart 8 (マリオカート8 デラックス)
  9. NBA 2K18
  10. Super Mario Odyssey (スーパーマリオ オデッセイ)

過去12か月間の売上トップ10

  1. Call of Duty: WWII
  2. NBA 2K18
  3. Destiny 2**
  4. Super Mario Odyssey (スーパーマリオ オデッセイ)*
  5. Far Cry 5
  6. Star Wars: Battlefront II**
  7. Madden NFL 18**
  8. Assassin’s Creed: Origins
  9. God of War
  10. FIFA 18**

Xbox One

  1. Madden NFL 19
  2. Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege
  3. Grand Theft Auto V
  4. PlayerUnknown’s Battlegrounds
  5. Crash Bandicoot: N. Sane Trilogy
  6. Overwatch
  7. Naruto To Boruto: Shinobi Striker (NARUTO TO BORUTO シノビストライカー)
  8. Far Cry 5
  9. Call of Duty: WWII
  10. Star Wars: Battlefront II

PlayStation 4

  1. Madden NFL 19
  2. God of War
  3. Naruto To Boruto: Shinobi Striker (NARUTO TO BORUTO シノビストライカー)
  4. Grand Theft Auto V
  5. Tom Clancy’s Rainbow Six: Siege
  6. Horizon Zero Dawn
  7. Detroit: Become Human
  8. Far Cry 5
  9. MLB 18: The Show
  10. We Happy Few*

Nintendo Switch*

  1. Mario Kart 8 (マリオカート8 デラックス)
  2. The Legend of Zelda: Breath of the Wild (ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド)
  3. Super Mario Odyssey (スーパーマリオ オデッセイ)
  4. Monster Hunter: Generations Ultiamte (モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.)
  5. Mario Tennis Aces(マリオテニス エース)
  6. Octopath Traveler (オクトパストラベラー)
  7. Splatoon 2 (スプラトゥーン2)
  8. Donkey Kong Country: Tropical Freeze (ドンキーコング トロピカルフリーズ)
  9. Captain Toad: Treasure Tracker (進め!キノピオ隊長)
  10. Minecraft

3DS*

  1. Pokemon Ultra Sun (ポケットモンスター ウルトラサン)
  2. WarioWare: Gold (メイドインワリオ ゴージャス)
  3. Pokemon: Ultra Moon (ポケットモンスター ウルトラムーン)
  4. Mario Kart 7 (マリオカート7)
  5. Super Smash Bros. (大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS)
  6. Super Mario 3D Land (スーパーマリオ 3Dランド)
  7. Minecraft
  8. Captain Toad: Treasure Tracker (進め!キノピオ隊長)
  9. Super Mario Maker (スーパーマリオメーカー for Nintendo 3DS)
  10. Mario Party: The Top 100 (マリオパーティ100 ミニゲームコレクション)

*Nintendo Switch、ニンテンドー3DSはパッケージ版販売のみ

ハードウェア

ハードウェア市場は28%増の2億1,400万ドルを販売。PlayStation 4 / Xbox One / Nintendo Switch、そして NES Classic Edition (ミニファミコン) のようなプラグ・アンド・プレイデバイスも含めて、どのプラットフォームも前年同期を上回り、2011年以来最高の販売規模を保ち続けています。年初来の売上は前年比22%増の21億ドル。中でもプラグ・アンド・プレイデバイス市場は大きく拡大しており、前年比では400%増加しています。

月間販売台数のトップはNintendo Switch、年間売上(金額)はPS4がリードしています。

周辺機器・アクセサリ

より好調なのは周辺機器・アクセサリ市場です。8月の売上は39%増の2億5,100万ドルで、8月として過去最高を更新しました。2018年はこれまでのところ23億ドルを販売している同分野は、2017年の同時期と比較して33%拡大。過去最高の規模となっています。

2018年8月 米ゲーム小売市場規模

  • ハードウェア:2億1,400万ドル(+28%)
  • ソフトウェア(PCを含む):3億3,000万ドル(+16%)
  • 周辺機器・アクセサリ:2億5,100万ドル(+39%)
  • トータル:7億9,600万ドル(+26%)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で