『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』(Crash Bandicoot N. Sane Trilogy)は、Naughty Dogが開発したアクションゲーム『クラッシュ・バンディクー』『クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲! 』『クラッシュバンディクー3 ブッとび! 世界一周』の3タイトルを、海外版を元に現行機向けにHDリマスター+αし、1本にまとめたタイトル。
2017年にPlayStation 4版が発売され、その後2018年にXbox One / Nintendo Switch / PCにも対応をはたしました。
元はPS4独占のタイトルが後発機種へどのようなクオリティで移植されたのか。このページでは特徴や画質の比較を紹介しています。
Contents
クラッシュ・バンディクー初期3作がHDリマスター
『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』はHDリマスターとなっていますが、技術の進歩もあって元のコードやアセットがほとんど使えなかったために、キャラクターやステージのモデリングは作り直し。さらにゲームシステムの調整や新要素が加えられています。
グラフィックが美しく滑らかに描かれているだけではなく、新要素はたとえばマップ上でのセーブやオートセーブへの対応、『1』『2』にも「タイムアタック」機能の追加、ココ・バンディクーがプレイアブルキャラクターとして登場するなど。
多くの変更が加えられた本作はリメイクに近いかたちとなっているものの、オリジナル版を愛するファンのために完全なリメイクにはせず、開発者から「リマスター+(プラス)」であると説明されています。
クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!
各機種バージョンのおおまかな仕様は次のとおりです。
解像度・フレームレート
解像度やフレームレートについて。
PS4/Xbox One版の解像度は1920 x 1080の1080p(フルHD)でしたが、PS4 ProとXbox One Xでは差がつきました。PS4 Pro が2560 x 1440の1440p(WQHD)であったのに対して、Xbox One Xは3840 x 2160の2160p、4K画質で表示されます。Nintendo Switch版はTVモード時は1280 x 720の720p、携帯モード時は853 x 480の480pでした。スイッチ版では一部のテクスチャの変更や視覚効果の減少も確認できます。
一方、フレームレートはどの機種も30fps(秒間30フレーム)となっています。スイッチ版もPS4 ProもXbox One Xも同じです。唯一、PC版が60fpsに対応しています。