2018年6月のUK市場はW杯効果で『FIFA 18』が1位を獲得、『マリオカート』や『マリオテニス』もトップ10入り


 

ワールドカップアップデートの配信とFIFAワールドカップ ロシア大会の開幕によって、『FIFA 18』のセールスが大幅増。前月比で67%プラスとなり、月間1位を獲得しました。特にXbox One版の伸びが顕著で、前月比で203%増を記録しています。『God of War』は先月からの減少を30%にとどめて2位。3か月連続トップとはなりませんでしたが、好調な販売が続いています。

3位はXbox One / Nintendo Switch / PC 版が発売され、対応プラットフォームが広がった『Crash Bandicoot N. Sane Trilogy』。PS4版の売上も前月比で16%増加しました。

PS4版単一でも大ヒットを記録しており、発売から1年が経って普及が進んだなかで発売された3機種バージョンを合算しても、PS4オリジナル版の初月セールスには届きませんでした。しかし決して低調だったわけではなく、週販1位を記録したXbox Oneはもちろんのこと、2位のNintendo Switch版もほぼ同等の売れ行きを見せています。

4位は『Detroit: Become Human』、5位は『Far Cry 5』が続きました。

新作トップは8位の『マリオテニス エース』。次いで『Vampyr』が9位に入りました。トップ10以降では12位に『Sega Mega Drive Classics』、15位に『Street Fighter: 30th Anniversary Collection』と、記念タイトルが売れています。

前作と比較して初動が25%ダウンしたという『The Crew 2』は19位。今月は集計期間が短かったため、7月以降の推移が注目されます。

6月全体の売上は前年同月比で16%ダウン。ただし前月比では23%の増加となりました。小売店売上において、Nintendo Switch が2か月連続でXbox Oneを上回るパフォーマンスを見せています。

2018年6月 UKチャート トップ10

集計期間:5月27日〜6月30日(GfK / Ukie 調べ)

  1. FIFA 18 – EA
  2. God of War – SIE
  3. Crash Bandicoot N. Sane Trilogy – Activision
  4. Detroit: Become Human – SIE
  5. Far Cry 5 – Ubisoft
  6. Fallout 4 – Bethesda
  7. マリオカート8 デラックス – 任天堂
  8. マリオテニス エース – 任天堂
  9. Vampyr – Focus Home Interactive
  10. Grand Theft Auto V – Take-Two

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