【Nintendo Switch】Joy-Con の動作がおかしい、スティックが勝手に動く、不具合・接続が切れやすい環境、調子が悪いときの対処方法メモ


Nintendo Switch Joy-Con グリップ

 

2017年3月3日に任天堂が発売した、新型家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」。Wii リモコンを小型化したような無線コントローラー「Joy-Con (ジョイコン)」が標準で 2 個付属しています(左右一対)。

海外メディアでは、発売前のプレビュー時点からこの Joy-Con について、本体から取り外して遊んでいるときに、反応がおかしくなったり、あるいは反応しないなどの動作不具合、また接続が途中で切れてしまうといった症状を指摘。この件については任天堂も把握しているようで、不具合が発生しやすい環境や、調子が悪くなったときの症状を改善する方法を案内しています。

また実際に遊んでいて、遊んでいる最中に接続が切れるとか、操作していないのに勝手に動く(特に Joy-Con (L) の左スティック)不具合が少なくない数報告されています。

【Nintendo Switch】Joy-Con の動作不具合や接続不良が起こりやすい環境、改善のアドバイス

システムが最新の状態かを確認する

ニンテンドースイッチ本体が最新バージョンかどうかを確認しましょう。古いバージョンの場合、不具合が修正されていない場合があります。

本体と Joy-Con を適度に近づける

ニンテンドースイッチ本体と Joy-Con があまりに離れすぎている場合、電波が弱くなり動作不具合が起こることがあります。

適度に本体に近づいてプレイして、症状が改善するかを確認しましょう。

Joy-Con のバッテリー残量を確認する

Joy-Con のバッテリー残量が少なくなっている場合、通信が弱くなり問題が発生することがあります。

遊び続けて充電が減ってきたら Joy-Con を充電しましょう。

Joy-Con の充電は、充電中の本体に取り付けるか、別売りの Joy-Con 充電グリップに取り付けて行います。

スイッチ本体と再接続する

Joy-Con のシンクロボタンを1回短く押すことで、スイッチ本体との通信をいったん切断することができます。

通信が切れたことを確認したら、方向ボタンやABXYボタンを押すと再接続されるので、何度かシンクロボタンを短く押して再接続し、症状が改善するかを確認しましょう。

補正を試してみる

HOMEメニューの「設定」>「コントローラーとセンサー」から、動作チェックやスティック/ジャイロセンサーの補正等を行うことができます。補正を行うことで、症状が改善する場合があります。

クルッと上を向いてしまう我が家の Joy-Con は、補正を行うことで少し改善。ただ完全な解決とはなりませんでした。

非ライセンス商品が干渉しているかも?

本体や Joy-Con に、任天堂公式ライセンス商品でない商品を装着している場合、通信に影響する場合があります。

いったん外してみて、改善するか確認してみましょう。

電波干渉する機器から遠ざける

本体とJoy-Conとは Bluetooth で無線接続しています。電波を発信している機器などが本体に近づきすぎていると、電波干渉で Joy-Con との通信が不安定になる場合があります。

干渉していそうな機器の電源をOFFにしたり、本体から離してみるなどして改善するか確認しましょう。

電波干渉を引き起こす機器の例
  • ラップトップ、タブレット等
  • 電子レンジ
  • コードレス電話
  • 無線アクセスポイント
  • 無線接続機器(ワイヤレスヘッドセット、ワイヤレスプリンタ、ワイヤレススピーカー等)
  • USB 3.0で動作している機器(ハードディスク、サムドライブ、LANアダプタ等)
    ※一部機器は、USB 3.0で 動作させると電波干渉を引き起こすノイズを発生させる場合がある

任天堂は、「Joy-Con」で発生している問題の多くは、干渉するおそれのあるワイヤレス機器から3〜4フィート(約0.9〜1.2メートル)離すことで解決するとしています。

それでも問題が改善しない場合は、ワイヤレス機器の電源をオフにすることを推奨しています。

テレビと接続するタイプのガジェット関連は、無線ルーターも含めて一か所にまとめて設置することも少なくないでしょう。環境の改善が必要となるケースもあるかもしれません。

Joy-Conへの干渉を最小限に抑えるための Switch 本体設置場所

Nintendo Switch 本体とコントローラーの通信を妨げないよう、本体はオープンな場所に設置することが推奨。

テレビの裏側や水槽のそば、金属ラック、大量のコンセントや電源コードといった場所からは離して設置し、改善するか確認します。

それでも直らない、物理的に故障している?

ひととおり対処方法を試しても、スティックの補正をしても、Joy-Conの症状が改善しないことがあります。そうなるといよいよ任天堂に修理をお願いすることになってきます。

保証期間外の修理料金は Joy-Con 1個(片方)に対して、参考価格がだいたい2,200円(税込)。左右セットで修理を申し込むときは2本分の価格がかかります。

修理の申し込みは任天堂公式サイトのサポートページにある「オンライン修理受付」を利用すると、“修理代金が5%割引”“メールで修理状況をお知らせ”“修理品到着後の受付対応が早くなる”といった特典がありお得です。

任天堂は原因を調査、内部設計を見直し

個人的にはごくまれに携帯モードでJoy-Con (L) の接続が外れてしまうことがあった程度で、深刻な不具合には遭遇していないのですが、SNSなどではJoy-Conの動作不良、また故障の報告は少なくありません

任天堂は「Joy-Con」の動作不良が発生しているとの一連の報告を受け、原因の調査に乗り出しました。

これまでの任天堂ハード・ソフトと同様に Nintendo Switch でもハード・ソフトのパフォーマンスのモニターを続け、必要に応じて改善すると案内しています。

そして2018年4月、任天堂は米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission, FCC)に対して、内部の設計を見直した Joy-Con (L) を申請していることが明らかになりました。今後発売されるモデルからは、新設計のJoy-Con (L) に置き換わることとなりそうです。

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