Nintendo Switch の標準コントローラーである「Joy-Con」や「Nintendo Switch Proコントローラー」のスティックの動きがおかしい、勝手に動くなどしたときは、本体の設定から補正することができます。
操作していないにもかかわらず勝手に動く不具合は Joy-Con (L) で特に多く報告されています。物理的な故障ではない場合は、補正することで挙動の改善を期待できます。
問題なく使えていた我が家の Joy-Con にもこの現象が発生。補正やシンクロし直しなどの作業を試してみました。
Contents
Switchコントローラのスティックの動きを補正する
- Nintendo Switchを起動して、HOMEメニューから「設定」を開きます。
- 「コントローラーとセンサー」>「スティックの補正」を選択します。
- 「補正したいスティックを押し込んでください」と表示されるので、本体に接続した補正したいJoy-ConまたはProコントローラーのスティックを押し込みます。
- 画面の指示にしたがって、スティックの反応を確認します。
1. スティックを触っていないときにマークが「●」ではなく「+」になっていること
2. スティックを回して円の色が変わること
この2点を確認します。動作に異常がある場合は、「Xボタン」を押して補正します。
なお、Joy-Conを横持ちで使用している場合はスティックの補正ができません。 - 補正を開始する場合は「補正する」を選択します。必要がない場合は「もどる」を選択します。
- スティックの補正画面になります。画面の指示に従い、スティックの補正作業を進めます。
“スティックを△の方向に倒して、三角形の色が変わったらスティックを離してください”
“2〜3回ゆっくり大きくスティックを回してください” 外側に大きく倒しながら回します - 補正が完了しました。「OK」と表示されると、スティックの補正が完了します。
スティックの補正を誤った方法で行うと、スティックが正しく反応しなくなります。ご注意ください。もし誤ったやり方で補正してしまった場合は、「スティックの補正」の表示で「Yボタン(初期設定にもどす)」を押して、あらためて補正を試してみてください。
補正してもスティックが正常に操作できない、補正が完了しない
補正作業を行ってもスティックの動きが正常に戻らなかったり、あるいは補正が完了しない場合は、物理的な故障の可能性が高くなります。
修理に出すべきか、任天堂のサポートへ相談してみてください。
ちなみに保証期間内は、正常な使用方法で万一発生した故障だと確認できる場合、原則として修理代金は無料。また修理品を送る際も着払いで送ることができます。修理品返送時の送料も任天堂が負担してくれます。ユーザー側の負担は梱包の手間のみということになります。
- Joy-Con の修理代金目安は、1 本あたり 2,200 円。プロコンの場合は 2,750 ~ 4,290 円
- 保証期間内であれば、着払いで送ることが可能。修理品返送時の送料も任天堂が負担。
- 保証期間外の場合、送料はユーザー負担。返送時は任天堂が負担。
新しいコントローラーを買う
修理にかかる期間(ざっくり2週間ほど)や送料を含めた料金(保証期間外)などのことを考え、今回は新しい Joy-Con を購入することに。
Nintendo Switch には最大 10 個のコントローラーを登録することができるので、古いほうはそのままにしておき、新しい Joy-Con を認識させます(仮に11個目のコントローラーを登録すると、登録が古いコントローラーから順に解除されます)。
新しい Joy-Con は、Nintendo Switch 本体に取り付けるだけで簡単に登録することができます。
またはホームメニューの「コントローラー」>「持ちかた/順番を変える」へと進み、登録するコントローラーのシンクロボタンを長押しします。「登録しました」とメッセージが表示されたら登録完了です。
これで新しい Joy-Con を使用することができます。