Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) の発売当初から指摘されていた、Joy-Con (L) の接続問題。任天堂もこの問題を把握しており、ファームウェア・アップデートやその他ソフトウェアの修正で、Joy-Con の問題解決に取り組んできました。
しかしながら、この接続問題の根本は物理的なところにあると言われており(内部のアンテナアセンブリ)、ソフトウェアのアップデートで修正できることにも限界があります。そのため任天堂は、Joy-Con (L) の設計を見直すことで、完全な解決を目指しているようです。
任天堂は米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission, FCC)に対して、内部を再設計した新しい Joy-Con を申請。この新型 Joy-Con が具体的にいつリリースされるかについてはまだはっきりしていないものの、Joy-Con (L) [HAC-015] の接続問題を解決する新モデル投入を任天堂が計画していることは確かなようです。
ニンテンドースイッチ発売当初、任天堂は Joy-Con (L) の接続問題に対する問い合わせに関して次のように回答していました。
「数が著しく多いわけではありません。Joy-Con を含め、Nintendo Switch の修理・交換を求める声の総数は、任天堂がこれまでに発売したハードウェアと一致しています」
とはいえ、内部設計の観点から接続問題が発生しているのであれば、設計を見直さない限りは問題が残ったまま。スイッチは発売から1年で1800万台近く普及していますから、当初はその数が少なかったとしても、問題が発生したり、任天堂への問い合わせは増えていると考えられます。任天堂は Joy-Con (L) の設計を見直すことで、この問題を解決しようと取り組んでいるようです。
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