DeNAが株ポケと協業、20年3月までにポケモンを活用した新作ゲームアプリを配信へ


 

DeNAは5月10日、2019年3月期の通期決算を発表。その中で株式会社ポケモンと協業し、『ポケモン』を活用したスマートフォン向けアプリゲームを、20年3月末までに配信する計画であると明らかにしました。このタイトルの内容やリリース時期等の詳細については、今後順次公開していくとのこと。

DeNAは任天堂と業務・資本提携をしていて、スマートデバイス事業において配信中の『スーパーマリオ ラン』や『ファイアーエムブレム ヒーローズ』『どうぶつの森 ポケットキャンプ』、さらに夏に配信予定の『マリオカート ツアー』を共同開発・運営。また会員サービス(マイニンテンドー)も共同開発しています。

“グローバルで人気を博すポケモンを活用した期待スマートフォンアプリゲーム”ということから、RPG本編『ポケットモンスター』のスマホ版ではなく、派生タイトルであることが濃厚。

ポケモンが題材ということ以外、全くの未知のポケモン新作ゲームアプリ。配信開始時期を考えると、Nintendo Switch向けの完全新作ソフト『ポケットモンスター ソード・シールド』とのシナジーを期待できる内容となっているかもしれません。『ポケモン不思議のダンジョン』系統だと嬉しいです。

ちなみに19年3月期、DeNAのゲーム部門売上高は前期比15%減の836億円、セグメント利益は27%減の183億円と苦戦。2020年3月期は『マリオカート ツアー』を含めて新作タイトルの準備を複数進めていて、再成長を目指していくとしています。


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