『ポケットモンスター』の派生タイトルの1つとして、モバイル(iOS/Android)及びNintendo Switchで配信されているわちゃわちゃ探検RPG『ポケモンクエスト』。
2018年5月より基本プレイ無料形式で提供されていますが、モバイル版の販売状況について、調査会社のSensor Towerから報告されています。
報告によると、iOS版とAndroid版の合算で、世界1,000万ダウンロードを突破。収益は約950万ドルにのぼっています。
ポケモンタイトルで5位のDL数
『ポケモンクエスト』のダウンロード規模は、モバイルのポケモン関連タイトルとしては、『Pokémon: Magikarp Jump(はねろ!コイキング)』(1,450万DL)に次ぐ第5位になるのだそう。ちなみに3位は『Pokémon Shuffle(ポケとる)』の1,540万DL、2位は『Pokémon Duel(ポケモンコマスター)』で3,780万DL、そして圧倒的1位は配信開始から8週間で5億以上ダウンロードされた『 Pokémon GO (ポケモン・ゴー)』となっています。
収益面では4位
一方、収益面では950万ドルを販売する『ポケモンクエスト』は4位につけました。『はねろ!コイキング』は520万ドルで5位、3位は『ポケモンコマスター』で2160万ドル、『ポケとる』は2,180万ドルで2位でした。1位は22億7000万ドル以上を稼ぎ出している『ポケモンGO』でした。
地域別では日本が300万ドル(32%)、アメリカが250万ドル(26%)でした。一方ダウンロード数ではアメリカが最も多く220万。日本は160万でした。
ダウンロード数が1000万件という1つのマイルストーンに到達。売上も950万ドルまできているものの、『ポケモンクエスト』が1000万ドルに到達するのにはまだ数ヶ月かかるのではないかとSensor Towerは指摘。
というのも、『ポケモンクエスト』の売上の大部分はローンチ期間に発生。最初の月に800万ドルを販売したものの、2018年12月には1か月の売上が15万ドルにまで減速しました。再び盛り上がりを見せている『ポケモンGO』とは対照的に、『ポケモンクエスト』はかなり初動型に寄っているようです。
『ポケモンクエスト』は、ピカチュウやイーブイ、ビリリなどおなじみのポケモンも含めて全部がしかくい世界「カクコロ島」を舞台に、島に眠るといわれるお宝を探して冒険する探検RPG。3匹のポケモンでチームを組んで、わざを繰り出したりしながらステージを進んでいきます。