青函トンネルの全区間で「圏外」が解消、スマホの通信が可能に 9月5日から


 

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、JR北海道と共同でエリア整備を進めている青函トンネル内における携帯電話のサービスエリア拡大について、「青函トンネル (青森県側入り口) ~竜飛定点 (旧竜飛海底駅)」間および「青函トンネル (北海道側入り口) ~吉岡定点 (旧吉岡海底駅)」間で、2019年9月5日の始発から携帯電話サービスの提供を開始すると発表しました。

これにより、青函トンネルの全区間で、携帯電話サービスを快適に利用できるようになります。

サービス開始日

2019年9月5日 (木) 始発列車からサービス開始予定

サービスエリア拡大区間

北海道側 : 青函トンネル (北海道側入り口) ~吉岡定点 (旧吉岡海底駅) 間 (約17.0km)
青森県側 : 青函トンネル (青森県側入り口) ~竜飛定点 (旧竜飛海底駅) 間 (約13.6km)

※青函トンネルの最も深いエリア、津軽海峡の下を通る「竜飛定点 (旧竜飛海底駅) ~吉岡定点 (旧吉岡海底駅)」間では、2019年4月17日より携帯電話サービスを利用することができます。

発表によると、今回のエリア整備完了により、北海道新幹線の全トンネル長約97kmのうち、約57%にあたる約55kmで携帯電話サービスが利用可能となります。残る約43%、約42kmの区間についても引き続き工事を進め、2020年3月下旬には北海道新幹線のすべてのトンネル区間のエリア化が完了する見通しです。

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