『MOTHER3』翻訳プロジェクトメンバー、海外版発売実現へ向け翻訳テキストを任天堂に無償提供

2008年にゲームボーイアドバンスで発売され、マザーシリーズ完結編となった『MOTHER3』ですが、日本国外では発売されておらず、海外では未だシリーズは完結していません。

ですが、SFC『MOTHER2 ギーグの逆襲』のWii Uバーチャルコンソール配信が発表された事や、Wii U VCの対応プラットフォームにGBAが含まれていることもあって、実機では叶わなかった『3』の海外リリースチャンスが今度こそあるのではと期待する声も大きくなっています。

2008年に完成した『MOTHER3』翻訳プロジェクト「The MOTHER 3 Fan Translation」の中心メンバーであり、『キングダムハーツII』や『ワンピース アンリミテッドアドベンチャー』といったゲームや、『ドラゴンボール』『ルパン三世』『BECK』等、数々のアニメ作品のローカライズに実際に携わったプロの翻訳家Clyde Mandelin氏はブログを通じ、翻訳データを任天堂へ無償で提供する考えがあることを明らかにしました。

「このサイズのゲームをローカライズするには、多額の費用が必要であるとわかっています。ですから、僅かでも役に立つのであれば、どんな使い方であれ、私の翻訳テキストファイルを任天堂へ喜んで無償で提供します。(コンテンツやフォーマット、メモリーサイズなど)新しい規格対応に必要なら、収まるようにファイルの編集も無償でやります。再翻訳が必要なら、それも引き受けます。ただ、何であれ公式発表が要ります」

いくら実績のあるプロの翻訳家の行なった仕事とはいえ、ファン翻訳を製品版に使う可能性は低いのではないかと思いますが、最近あった例の1つとして『イース -フェルガナの誓い-』が挙げられ、決してありえない話では無いし、一定水準以上の品質であれば今後はもっと一般的になると考えているとMandelin氏は言います。

The MOTHER 3 Fan Translation

『MOTHER2』のWii U VC配信決定によって、『3』ローカライズの現実的なタイミングが再びやってきました。経過を見守っていきたいと思いますし、マザーファンの1人として、今度こそ海外ユーザーに『3』が届けられ、1~3までを通して遊べるようになることを願っています。

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