が海外サイトを中心に広まり、その動向が注目されていたディズニー・インタラクティブ傘下で『Epic Mickey』シリーズを開発してきたJunction Pointですが、ディズニーから正式にスタジオの閉鎖が発表されました。
「大変悲しい事ですが、ディズニーは本日、Junction Pointのスタジオ閉鎖を含む、当社のゲーム開発組織の変更を開発チームに通知しました。組織の再編は、急速に変化するゲームプラットフォームや市場に対応するため、そしてディズニーの最重要課題に対してリソースを整える取り組みの一環です。
ディズニーは、『Epic Mickey』や『Epic Mickey 2』でのウォーレン・スペクターやJunction Pointチームのディズニーへのクリエイティブな貢献、大変感謝しています」
と、ディズニーは今回のスタジオ閉鎖について、開発部門の再編が理由であると説明。エピックミッキーシリーズの存続やスタッフの動向については触れられていませんが、一部スタッフは任天堂傘下のレトロスタジオが雇用するという話も挙がっています。
Epic Mickey 2の販売本数が修正
また、今回の閉鎖にも関連しそうな『Epic Mickey 2』の売上不振ですが、その販売数についてNPDから最新の報告がなされ、2012年11-12月の据置版『The Power of Two』の販売本数は米国で52.9万本、スピンオフタイトルの3DS版『Power of Illusion』を加えた北米地域での累計売上は、69.5万本であることが明らかになりました。以前報告されていた数字は27万本でした。
非常に残念な結果となってしまいました。George Broussard氏の言葉を借りれば、「これが現代の家庭用ゲーム開発者の現実」であるということでしょうか。THQやAtariといった名の知れた会社も経営難に陥り、連邦倒産法第11章を申請し資産を売却するなど、再編の動きが広がっています。