ディズニー、ルーカスアーツゲーム部門を閉鎖。今後はライセンスビジネスに移行


 

ディズニーが『スターウォーズ』シリーズ等で知られるルーカスアーツのゲーム部門を閉鎖して内部開発を凍結し、スタジオのレイオフを行なったことが海外で大きく報じられています。


「ゲーム市場における当社の立ち位置を改めて評価し、ディズニーはルーカスアーツを内部開発からライセンスモデルに移行し、『スターウォーズ』ゲームの幅広いポートフォリオを維持しつつ会社のリスクを最小限に抑えていく決定をしました。この決定を踏まえ、組織のレイオフを行ないました。これまでに新たなタイトルを開発してきた有能なチームを大変誇りに思っていますし、非常に感謝しています」

『Star Wars 1313』など開発中タイトルの安否が気になる所ですが、今後リリースされる可能性も残されているとのこと。

ルーカスアーツは2012年10月に、ルーカスフィルムも含めてディズニーに買収されていました(買収金額は40.5億ドル)。鳴り物入りの買収劇でしたが、ゲーム部門は大きな成果をもたらすことが出来ず。ディズニーは2007年から家庭用ゲームソフトの自社開発や企画・マーケティングを開始したものの、舵取りが難航し、1月末の『Junction Point』に続いての大規模レイオフとなりました。

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