【エピックミッキー】ウォーレン・スペクター氏は『3』を開発したい思いを持っているが現在の仕事があるため実現は難しい


Disney Epic Mickey Rebrushed ディズニー エピックミッキー リメイク

 

美しく遊びやすさも改善してリメイクされ、任天堂の Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)をはじめとする現行プラットフォームで再び遊べるようになる『ディズニー エピックミッキー』。

開発者のウォーレン・スペクター氏は、当時は実現しなかった『エピックミッキー3』のアイデアを今でも持っており、開発したい意向はあるようですが、すぐに着手するのは難しそうです。

LinkedInで『エピックミッキー3』の可能性について訊かれたスペクター氏。3 部作とするための構想を持っており、開発したい考えはあるものの、現在のスタジオ OtherSide での日々の仕事とそこで取り組んでいるプロジェクトに忙しく、着手するのは難しいと返答しています。

スペクター氏はまた『Disney Epic Mickey: Rebrushed』について、「オリジナルチームのメンバーだけでなく、リマスターに取り組んだ Purple Lamp と THQ Nordic のチーム全員がゲームに再び命を吹き込む素晴らしい仕事をしてくれました」と感謝の気持ちを伝えています。

シリーズ1作目の『ディズニー エピックミッキー』は 2010 年に Wii で発売。スペクター氏率いる Junction Point が開発し、Disney Interactive から発売されました(日本では任天堂が操作性やカメラワークなど一部を調整したうえで 2011 年に発売)。

魔法の筆を手にしたミッキーマウスが、過去のディズニーキャラクターが暮らす世界「ウェイストランド」を冒険するアクションアドベンチャーゲームです。ディズニー初期のキャラクター「オズワルド」が登場するのも特徴。

『エピックミッキー』プロジェクトはこれまでに第2弾『ディズニー エピックミッキー2:二つの力』(Epic Mickey 2: The Power of Two)、スピンオフの『ディズニー エピックミッキー:ミッキーのふしぎな冒険』(Epic Mickey: Power of Illusion)の3作品が発売。

ドナルドダックを主人公に据えた『エピック ドナルド』やレースゲーム『エピック ディズニー レーサーズ』の構想があったことも後に明らかになっていますが、プロジェクトは商業的に成功といえないものだったため、『2』以降の続編やスピンオフの開発は最終的に中止されています。スペクター氏は以前から『エピックミッキー3』のアイデアを語っていました。

『エピックミッキー』第1作目をリメイクする『Disney Epic Mickey: Rebrushed』は 2024 年内に PC / PlayStation 5 / PlayStation 4 / Xbox Series X|S / Xbox One / Nintendo Switch で発売予定。強化されたビジュアルに加え、ミッキーマウスの新たなアクションなどを備えています。

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