【比較】『ドンキーコングリターンズ HD』がNintendo Switchに登場、Wii/3DS版との違いや開発元は


Donkey Kong Country Returns HD ドンキーコング リターンズ HD

 

2010年に Wii で発売された『ドンキーコング リターンズ』が、“HD” となって Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に登場。『ドンキーコング リターンズ HD』が2025年1月16日発売されます。

『ドンキーコング リターンズ』は主人公ドンキーコングとディディーコングがワイルドなアクションを見せる 2D アクションゲーム。『スーパードンキーコング』からのアクション本編シリーズです。

Nintendo Switch 版『ドンキーコング リターンズ HD』はニンテンドー3DS版で追加された新エリア「スカイハイエリア」を含めた全 80 コースを収録。スイッチでいつでもどこでも、ドンキーコングのパワフルで豪快なアクションを楽しむことができます。

『ドンキーコング リターンズ』が HD になって再び見参

ドンキーコングのパワフルなアクションを楽しめる『ドンキーコング リターンズ』が HD になって Nintendo Switch に登場。『ドンキーコング トロピカルフリーズ』とあわせ、レトロスタジオが開発した 2 つのドンキーコングを、Nintendo Switch で楽しめるようになりました。

開発元

Wii 版の開発はレトロスタジオ。2013年に発売されたニンテンドー3DS版『ドンキーコング リターンズ 3D』ではモンスターゲームズが開発を担当しました(モンスターゲームズは現在 iRacing 傘下)。

オリジナル版開発元のレトロスタジオは現在『メトロイドプライム4:ビヨンド』にかかりきり。モンスターゲームズもiRacing傘下で業務を行っています。

Nintendo Switch 版の開発はどこが?

今回、様々な古典リメイクを手掛ける Forever Entertainment が関わっているようです。任天堂は 2021 年、Forever Entertainment と複数のゲーム開発で契約しています。

Forever Entertainment はポーランドに拠点をおくゲーム会社。『パンツァードラグーン』『ハウス・オブ・ザ・デッド』『フロントミッション』などのリメイクを手がけています。

Nintendo Switch版の特徴

『ドンキーコング リターンズ HD』は “HD” ということでオリジナル Wii 版から画質が向上。高解像度化だけでなく、キャラクターのモデルや水の表現など現代的な調整も行われているようです。オリジナル版ではアニメのようだったドンキーたちの毛並みも、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』ほどではありませんがややふさふさに。

ニンテンドー3DS版で追加されたコースの収録など、Wii 版からみた場合の追加要素を備えています。また Wii 版では 2 つだったハート(体力)が 3 つになっており、この点でも 3DS 版の要素を引き継いでいるようです。

グラフィック比較

Nintendo Switch 版 HD と Wii / 3DS版との比較映像。

マルチプレイ

『ドンキーコング リターンズ HD』は 2 人協力プレイに対応。力自慢のドンキーコングと身軽なディディーコングの2人で協力しながら冒険を進めていけます。スイッチではおすそわけプレイに対応しているので、Joy-Conをおすそわけしてすぐにマルチプレイを楽しめます。

なおローカル通信プレイやオンラインプレイには対応していません。

さらなる追加要素はあるか?

『ドンキーコング リターンズ HD』は今のところ、高画質化と3DS版の新要素を収録した『ドンキーコング リターンズ』決定版という印象。3度目の発売となりますが、『デラックス』ではないことから、さらなる追加要素は期待できないかもしれません。

5つのドンキーコングがスイッチに揃う

『スーパードンキーコング』からの 2D アクションシリーズは海外では『Donkey Kong Country』シリーズとして展開されており、『ドンキーコング リターンズ HD』の登場によりすべての『Donkey Kong Country』を Nintendo Switch で遊べるようになります(スーパードンキーコングシリーズ3作品は Nintendo Switch Online にて配信中)。

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