Forever Entertainment、任天堂から資金援助を受けスイッチ向けに複数タイトルを開発


パンツァードラグーン:リメイク

 

セガやスクウェア・エニックスなどと契約し旧作のリメイクを手がけるポーランドのゲーム開発会社 Forever Entertainment が、新たな契約を発表しました。今度のパートナーは任天堂です。

具体的な契約内容は明らかになっていませんが、契約の一環として Forever Entertainment は、Nintendo Switch でいくつかのタイトルをリリースすることを目的として、任天堂から大規模な資金援助を受けることになったとしています。

契約の合意は6月22日に提出された Forever Entertainment のレポートから明らかになりました。それによれば同社は Nintendo Switch 向けに、“複数タイトル” の発売を計画しており、これらタイトルのリリースのために、任天堂から多額の財政支援を受けられることになりました。プロジェクトの詳細は個別に発表される予定。

Forever Entertainment は2010年に設立されたポーランドのメーカー。自社ゲームのパブリッシングやインディーゲームのパブリッシングに加え、かつての人気作のリメイク権を獲得し、現行機で再発売することをビジネスの柱のひとつとしています。たとえば『パンツァードラグーン』や『ハウス・オブ・ザ・デッド』、最近ではスクエニと契約したことを発表しています。

公式サイトの説明によると、彼らのリメイクは “1990年代の人気タイトル” にフォーカス。

彼らが得意とするリメイクであれば、任天堂のタイトルから選ばれることになりそうですが、90年代に人気だった任天堂のゲームソフトといっても候補が多すぎて絞るのが難しいですね。

シリーズが完結あるいは休眠状態にあり、かつ根強い人気を誇るといえば『MOTHER』シリーズが筆頭でしょうか(『MOTHER2 ギーグの逆襲』が1994年に発売)。N64時代のソフトであれば『ウェーブレース』や『テン・エイティ』『エキサイトバイク』、『F-ZERO X』などなど。

ひとつじゃなく複数ということなのでいろいろ期待が膨らみます。


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