任天堂向けプロジェクトも、受託開発案件に特化した「バンダイナムコスタジオ 第2スタジオ/Sスタジオ」の存在が明らかに


バンダイナムコスタジオ 第2スタジオ/Sスタジオ

 

バンダイナムコエンターテインメントの完全子会社である開発スタジオ「バンダイナムコスタジオ」が、受託開発案件に特化した部門「バンダイナムコスタジオ 第2スタジオ/Sスタジオ」の存在を公にしています。

同スタジオでは主に任天堂タイトルの開発プロジェクトに参画。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』や『マリオカート8』、『ARMS』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『マリオカート8 デラックス』『ポッ拳』『New ポケモンスナップ』『マリオカート ツアー』など多数タイトルで、プログラムやグラフィックアセット、レベルデザイン等さまざまな形で開発協力しています。

バンダイナムコスタジオは本社向けソフト開発以外にも近年、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の開発を任された頃から任天堂との仕事も目立つようになってきていました。バンダイナムコスタジオは以前から、求人情報をもとに任天堂タイトルの受託開発を行っていることが確認できていましたが、受託開発案件に特化した「第2スタジオ/Sスタジオ」の存在が公に明らかにされました。

第2スタジオ/Sスタジオの従業員数は2022年12月時点で152名。

複数職種を募集

同スタジオではキャリア採用(中途採用)に絞ってスタッフを募集していて、その中には 3D アクションゲームなど任天堂受託案件であることが明示されている職種も含まれています。

また一方で “サイドビューアクションゲームにおける、ステージ仕様、レベルデザインなどの構築” を行うレベルデザイナーも募集中(こちらのみ任天堂案件とは記載されていません)。

なお任天堂はバンダイナムコホールディングスの株式 1.75% を保有する大株主でもあります。


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