任天堂の宮本茂氏は海外メディアのインタビューの中で、今後は『スーパーマリオ 3Dワールド』のような大規模プロジェクトから退き、小規模なプロジェクトに関わりたい考えであることを明らかにしました。
『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』等、宮本氏が生み出したキャラクターの多くは世界的な知名度のあるフランチャイズとなり、開発体制もオリジナル当時とは比較にならないほど大規模なものとなっています。宮本氏自身も専務取締役に就き、1本のソフトに深く関わるというよりは、任天堂ソフト全体を見ていく責任者の立場に。
ビデオゲームの黎明期から数々の著名タイトルを生み出してきた宮本氏ですが、昨年還暦を迎え、現役でいられる時間は確実に減っています。『3Dマリオ』のように大規模なタイトルにかかりきりにになれる時間はもうそう多くないと話す宮本氏は、より小規模なプロジェクトに深く関わっていきたい考えを改めて表明しました。
宮本氏は、たとえ自分が直接プロジェクトを担当していなかったとしても、ゲームプレイに関しては常に見ている立場にあるし、彼ら開発チームを信頼しているとコメント。心配要りませんとに太鼓判を押しました。