1996 年にスーパーファミコンで発売された任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス)のコラボレーション『スーパーマリオRPG』が、Nintendo Switch 向けにリメイクされ 2023 年 11 月 17 日に発売。
クッパが仲間になったり、この物語でしか出会えない仲間「マロ」「ジーノ」なども登場。いつものマリオとはちょっと違う冒険を楽しむことができます。
オリジナル版は任天堂とスクウェアによる共同開発でしたが、ディレクターを担当した藤岡千尋氏はリメイク版には関わっていないとX(旧Twitter)でコメント。「けれども、この話題にとても驚いており、嬉しく思います」と述べていました。
さて開発元は?リメイク版は『ドラゴンクエスト』シリーズのリメイクなどで知られるアルテピアッツァが任天堂と共同開発していることが、ソフト情報から明らかになりました。また任天堂の森脇彩湖氏がディレクターを担当していることも明らかになっています。
また開発エンジンは Unity が使用されているようです。
Nintendo Switch 向け『スーパーマリオRPG』リメイクは任天堂とアルテピアッツァの共同開発
森脇氏は最近では『ピクミン4』でアシスタント・ディレクターを担当。それ以前には『ピクミン3 デラックス』『ゼノブレイド ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』『ヨッシークラフトワールド』『エバーオアシス』『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』などにも携わっています。
任天堂の開発チームも関与しており、アートディレクションやグラフィックス、UI に携わっています。昨年設立されたニンテンドーピクチャーズもキャラクターアートやアニメーションでさっそく活躍しているようです。
またオリジナル版で藤岡氏とともに共同ディレクターを努めた前川義彦氏やコンポーザーの下村陽子氏、デザイナーの工藤太郎氏など、オリジナル版に携わった一部の開発者もクレジットされており、リメイク版に参加していることを確認できるとのこと。
なおスクウェア・エニックスの『スーパーマリオRPG』リメイク版への関与は主に監修にとどまっていると指摘されています。