家庭用ゲーム機ではXboxプラットフォーム独占だった『Cuphead (カップヘッド)』に続いて、噂されていた『Ori and the Blind Forest (オリとくらやみの森)』も、Nintendo Switchでも遊べるようになります。
さらに多くのタイトルの開放を期待したいところですが、マイクロソフトはXbox独占ソフトを、他のプラットフォームで今後もリリースしていくことは考えていないようです。
家庭用ゲーム業界内ではライバル関係にあるものの、アメリカではお互いの本社が近所ということもあって悪くない仲だった任天堂とマイクロソフト。
Nintendo Switchソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、マイクロソフト傘下のレアのキャラクターである『バンジョーとカズーイ』が追加ファイターとして配信されることが決まり、約15年ぶり(日本では約19年ぶり)に任天堂プラットフォームへ『バンジョーとカズーイ』が復帰をはたします。
『Cuphead』のSwitch移植でも協力関係にありました(ただしCupheadはXboxファーストタイトルではなく、Studio MDHR自身が保有しているそうです)
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マイクロソフトはここ最近、ObsidianやDouble Fine、Ninja Theoryといった、Nintendo Switch対応ソフトをリリース、あるいはそう計画しているスタジオを複数買収。
両社の接近から、Xbox/Nintendo Switchというマルチプラットフォームが増えるのではという楽観的な見方もありますが、今のところあまり大きな期待は持たないほうがよさそうです。
「Xbox Games Studiosを構成する社内のクリエイティブチームが2倍以上の規模となったこの数年は、私達にとってとてもエキサイティングな時間でした。これら新しいスタジオが転向するなかで、すでに他プラットフォームに対する契約がいくつかあるのは分かっていたし、そしてそれを尊重してきました」
マイクロソフトはGamesIndustry.bizを通じ、他社コンソールへの対応は、MSに加わる以前の彼らのコミットメントを尊重した結果だと説明。
MS傘下に加わった新スタジオは今後、我々のプラットフォーム向けゲーム開発にフォーカスすることになると強調し、ファーストの独占タイトルを他コンソールへ対応させることはないとしています。