任天堂子会社レトロスタジオの手がけるゲームは独自の「Retro Universal Design Engine」(頭文字を取ってRUDE)で開発されています。『メトロイドプライム』シリーズ3部作も、『ドンキーコング リターンズ』『ドンキーコング トロピカルフリーズ』もこのエンジンで開発されました。開発者によると RUDE エンジンは強力なスクリプティングを可能にするため、現在主流となっているゲームエンジンよりも秀でた一面があるとされています。
2002年のオリジナル版『メトロイドプライム』は RUDE エンジンを活用した最初のタイトルでした。そして興味深いことに 2023 年の『メトロイドプライム リマスタード』も 同じ RUDE エンジンで動いているといいます(ただし最新バージョンにアップデートはされている)。つまりエミュレーションや Unreal Engine を用いて開発されていないことを意味します。
『メトロイドプライム リマスタード』はリマスター版と位置づけられていますが、グラフィックや環境、操作など多くの面でリメイクといって差し支えないようなクオリティに仕上がっています。
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現在レトロスタジオは『メトロイドプライム4』を鋭意開発中。シリーズ最新作も引き続き RUDE を使用して開発が進められているのでしょうか。