Epic Games のゲームエンジン「Unreal Engine」。もとは自社のFPS開発のためのゲーム開発エンジンでしたが、今では多くのジャンルのゲームに採用されています。同エンジンの最新バージョンである「Unreal Engine 4」は、任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch」にも対応していますが、どうやら UE4 を採用したプロジェクトは少なくない数が動いているようです。
Switch 向けにたくさんの Unreal Engine 採用タイトルが開発中
UE 採用プロジェクトに関しては、 Epic Games Japan で代表を務める河崎高之氏がVR総合情報サイト Social VR Info とのインタビューでコメントしたもの。インタビューの中で2017年の展望を聞かれた河崎氏は、Switch 向けにもたくさんのタイトルでUEが採用されていると発言。複数のプロジェクトが動いていることが明らかになりました。
日本に関しては任天堂の「Switch」も出ますし、Unreal EngineはSwitchに対応していて実際にSwitch向けに使っていただいているタイトルもたくさんあるので、今までに発表されている大型タイトルも新しいタイトルも発売されます。そこでコンソールがもっと盛り上がっていけばいいなというのが希望です。
via: 【年始企画】「Epic Games Japan」代表・河崎高之氏に聞く去年の事・今年の事 | Social VR Info – VR総合情報サイト
河崎氏は2016年の最もホットなトピックとして『ドラゴンクエストXI』を挙げており(PlayStation 4 版の開発に UE4 が採用)、Switch 版にも UE4 が採用されていることを期待させます。
UE は海外を中心に採用されてきたエンジンですが、『ドラクエ11』以来日本ぽいタイトルでも採用事例が増えてきたということで、複数進んでいるプロジェクトの中には、国産スタジオが開発するタイトルも含まれているかもしれません。
また任天堂も最近は『Super Mario Run (スーパーマリオ ラン)』で Unity を採用しているように、必ずしも自社開発のエンジンにこだわらなくなってきているので、UE4 を採用した任天堂タイトルを見ることもあるかもしれません。