当初は新たなチームでの開発が明らかにされながら、『メトロイドプライム』シリーズ3部作を開発したレトロスタジオのもとで一から開発がリスタートされることとなった『メトロイドプライム4』。

『メトロイドプライム4』は2017年のE3で開発が発表され、Nintendo Switchソフトとして開発が続けられてきました。

しかし2019年初頭、任天堂の納得できる品質に届いていないという理由から開発元が変更。

プロデューサー田邊賢輔氏とレトロスタジオという、オリジナルの『メトロイドプライム』3部作と同様の体制で仕切り直しとなっています。

開発がオリジナルのレトロスタジオに戻ったとはいえ、レトロでは『メトロイドプライム3』開発終了後にキーメンバーだったうちの何人かが離脱するという、残ったスタッフが先行きを不安視するほどの出来事がありました。

その後レトロは『ドンキーコング リターンズ』と『ドンキーコング トロピカルフリーズ』を開発することとなり、それらは見事なクオリティに仕上げていますが、2Dアクションとはジャンルの異なるFPA(ファーストパーソン・アドベンチャー)を知る人達、オリジナル3部作に携わったスタッフは今、スタジオにどのくらい残っているのでしょうか。

『メトロイドプライム3 コラプション』が発売されたのは日本では2008年3月、北米では2007年8月のことでした。もう10年以上前になります。

ゲーム開発者は転職も珍しくないと聞きますが、VGCによると、『メトロイドプライム3』開発に携わったフルタイムスタッフの約半数が、まだレトロスタジオに在籍。当時50人前後が在籍していたうち、27人程度は残っているようです。

中でも11人いたデザイナーの5人が在籍しており、『メトロイドプライム4』開発に関わっている可能性があると見られています。

ただし第1作目の『メトロイドプライム』まで遡ると、40人以上のチームのうち、現在も残っているのは10人未満。実質的に、すべてのリードクリエイターがレトロを離れていると指摘されています。第1作目はゲームキューブで2003年2月(北米では2002年11月)に発売されました。もう20年近く前になってくるんですね。

『メトロイドプライム』シリーズ3作品すべてでゲームディレクターを努めたMark Pacini氏は、リードアーティストだったTodd Keller氏やテクニカルリードエンジニアだったJack Mathews氏らとともにArmature Studio(『Batman: Arkham Origins Blackgate』や『ReCore』など)を設立。

一方、エンジニアの Marco Thrush氏やテクニカルリードエンジニアのAndy O’Neil氏らはBluepoint Games(『アンチャーテッド』『ワンダと巨像』HDリマスターや、『Titanfall』をRespawn Entertainmentと共同開発など)を設立しスタジオを移籍しています。

通年でスタッフを募集しているレトロスタジオですが、『メトロイドプライム4』開発が公になって以降はより積極的にアートディレクターや環境デザイナー、シニアデザイナー、開発デザイナーなどの人材を募集しています。経験あるスタッフと新規に加わるタレントとのチームで、今度こそ『メトロイドプライム4』を完成に導いてもらいたいものです。

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