任天堂が3月20日に発売した Nintendo Switch ソフト『あつまれ どうぶつの森』。国内でも発売1か月で300万本を超える大ヒットとなっていますが、北米でも記録的なローンチとなりました。
NPDグループの報告によれば、『あつまれ どうぶつの森』はダウンロード版の売上を含まずに2020年3月の米国の月間ゲームチャート1位でした。
『あつ森』の記録はそれだけにとどまらず、初月にしてニンテンドーDSの『おいでよ どうぶつの森』やニンテンドー3DSの『とびだせ どうぶつの森』の“累計”を上回り、『どうぶつの森』シリーズ最大の売上を記録しています。
『おい森』『とび森』ともに世界累計1,000万本を超えている人気作。売上の海外比率はざっくり6割といったところ。『どうぶつの森』本編は今や北米でも数百万規模で売れるタイトルですから、『あつ森』の売上はすでに相当な規模になっていると見られます。
任天堂の歴史を振り返ってもここまでの売れ方となっているタイトルはそう多くなく、『あつ森』以上のローンチとなったのは『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と『大乱闘スマッシュブラザーズX』の2本のみだそう。『どうぶつの森』は『ゼルダの伝説』や『スーパーマリオ』『マリオカート』といった任天堂の代表的なシリーズを上回るフランチャイズとなりました。
すさまじい初動となった『あつまれ どうぶつの森』は初月のみの売上ではやくも『Call of Duty: Modern Warfare』に次ぐ2020年の年間2位につけています。