FIFA、FIFA、FIFA、FIFA、そしてFIFA。
イギリスのゲーム小売市場において、この10年(2010 〜 2019年)に売れたソフトウェアのトップ10がBBCで発表になっています(GfK調べ、パッケージ版ソフトの売上)。
Nintendo Switchで存在感を取り戻した任天堂ですが、残念ながら過去10年間のトップ10入りはならず。スマブラやポケモンも、人気フランチャイズの牙城を崩すことはできませんでした。
2010年代にイギリスで最も売れたソフトはRockstarの『グランド・セフト・オートV』でした。2位は『Call of Duty:Black Ops』、3位は『マインクラフト』が続いています。4位以下の7タイトルのうち、2つは別の『CoD』タイトルがランクイン。残る5つは『FIFA』シリーズが占めました。
UK : 2010年代のソフト売上トップ10
- Grand Theft Auto V
- Call of Duty: Black Ops
- Minecraft
- Call of Duty: Modern Warfare 3
- FIFA 14
- FIFA 13
- FIFA 15
- Call of Duty: Black Ops II
- FIFA 11
- FIFA 12
というわけで、2010年代のイギリス市場は、『FIFA』と『Call of Duty』という2つのフランチャイズでトップ10の8つを独占する結果となりました。
イギリスもデジタル市場の拡大によってパッケージ版の販売数は年々減少傾向にありますが、そうした中にあって2019年最新エントリーの『FIFA 20』と『Call of Duty: Modern Warfare』だけは100万本を超えるセールスを記録。両フランチャイズは依然として図抜けた人気を保っています。